「PXGのクラブが気になるけれど、フィッティングでは何をするの?」
「まだゴルフが上手ではないけれど、フィッティングを受けても大丈夫?」
「当日はどんなものを持っていけばいいの?」
このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
PXG(ピーエックスジー)は、ゴルファーのスイングやプレースタイルに合わせて、クラブのヘッドやシャフト、長さ、ライ角などを調整するカスタムフィッティングを提供しています。
フィッティングとは、単に新しいクラブを試打するだけではなく、今使っているクラブの特徴を確認し、自分に合ったクラブの条件を探していく作業です。
ただし、フィッティングを受けたからといって、飛距離や方向性が大きく改善するとは限りません。クラブとスイングの相性や、現在のセッティングによって結果には個人差があります。
今回は、PXGが公式に案内している6段階のフィッティングプロセスをもとに、当日までに準備したいものや、フィッターに質問しておきたい内容を、ゴルフレッスンの現場で大切にしている視点も交えながら解説します。
PXGフィッティングとは?初心者でも受けられる?
PXGのフィッティングでは、現在使用しているクラブのデータやスイングの特徴を参考に、複数のクラブ仕様を比較します。
例えば、同じアイアンでも、ヘッドの形状やシャフトの重量、長さなどによって、振り心地やボールの飛び方が変わることがあります。
比較する項目としては、主に次のようなものがあります。
- 飛距離と飛距離のばらつき
- ボールの打ち出し方向
- 弾道の高さ
- スピン量(ボールの回転量)
- 打点の傾向
- 振りやすさや構えたときの安心感
これらを総合的に確認することで、現在のクラブとの違いを整理しやすくなります。
初心者の場合も、スイングが完成してからフィッティングを受けなければならないわけではありません。
一方、スイングが大きく変化している時期には、現在のデータだけでクラブ仕様を決めることが適切か、慎重に検討することも大切です。
PXGフィッティングの流れ|公式の6段階を解説
PXG公式サイトでは、フィッティングからカスタムクラブの組み上げまでを6段階で紹介しています。なお、最後の第6段階は注文後の製造工程であり、当日の試打内容ではありません。
PXG Japan
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STEP1|来店・準備
最初のステップは、フィッティング会場への来店です。
PXGでは、普段使用しているクラブ、ゴルフシューズ、グローブを持参し、予約時間の10分前を目安に来店することを推奨しています。
普段使っているクラブを持参する理由は、新しいクラブとの比較を行うためです。
現在のクラブを使用したときの飛距離や弾道がわかれば、新しいクラブを試した際の変化を確認しやすくなります。
また、普段と異なる靴やグローブでは、構えや握り心地に違いが生じる可能性もあります。
できる範囲で、普段の練習やラウンドに近い状態を用意するとよいでしょう。
STEP2|事前ヒアリング
次に、フィッターとのヒアリングが行われます。
ここでは、現在のクラブの使用状況や、普段のゴルフで困っていること、理想とする弾道などを共有します。
例えば、次のような内容です。
- ドライバーが右へ曲がることが多い
- アイアンの飛距離が安定しない
- ミスショットの際に飛距離が大きく落ちる
- 長いクラブに苦手意識がある
- 軽いクラブと重いクラブのどちらが合うかわからない
ここで大切なのは、理想だけではなく、実際に困っていることを伝えることです。
「もっと飛ばしたい」という希望も大切ですが、「飛距離よりも左右のばらつきを減らしたい」といった優先順位が明確になると、比較するクラブの方向性も整理しやすくなります。
STEP3|現在のクラブでパフォーマンスを測定
ヒアリングの後は、現在使用しているクラブを基準にパフォーマンスを測定します。
これは、新しいクラブとの違いを確認するための重要な工程です。
主に飛距離、打ち出し角、スピン量、方向性などを確認します。
ただし、数球の結果だけでクラブの良し悪しを判断することには注意が必要です。
ゴルフスイングには、その日の体調やタイミング、打点の違いによるばらつきがあります。
レッスン現場でも、一度の良いショットより、どのようなミスが繰り返し出ているかを確認することがあります。
フィッティングでも同様に、平均的な結果やミスショットの傾向まで確認する考え方が役立ちます。
STEP4|ヘッド・シャフト・ライ角などの調整
現状のデータをもとに、PXGのさまざまなヘッドやシャフトを試します。
確認する代表的な項目には、以下があります。
| 調整項目 | 確認したいポイント |
|---|---|
| ヘッド | 構えやすさ、打点、弾道の傾向 |
| シャフト | 重さ、振り心地、タイミング |
| クラブの長さ | 構えやすさ、打点の安定性 |
| ライ角 | インパクト時のクラブの傾きと方向性 |
| ロフト角 | 打ち出しやスピンの傾向 |
| クラブのバランス | 振ったときの重量感 |
ここで注意したいのが、一つの数値だけで最適なクラブを決めないことです。
例えば、軽いシャフトに変えてヘッドスピードが上がっても、打点がばらつく場合があります。
反対に、少し重く感じるシャフトの方が振るタイミングを取りやすい方もいます。
こうした違いには個人差があるため、単純に軽い方が良い、硬い方が良いと判断するのは適切ではありません。
また、ライ角などを自己判断で調整すると、クラブの性能や安全性に影響する可能性があります。調整はクラブの仕様を理解した専門スタッフに相談しましょう。
STEP5|測定データの説明とクラブの提案
試打と調整が終わると、フィッターから測定結果について説明があります。
ここでは、新しいクラブが現在のクラブと比べて、どのように変化したかを確認します。
例えば、飛距離が伸びた場合でも、次のような点を確認してみましょう。
「飛距離が伸びたのは、打ち出しやスピンが変わったためですか?」
「ミスショットをした場合の飛距離の落ち方はどうですか?」
「今後スイングが変わった場合にも使いやすい仕様でしょうか?」
このような質問をすることで、単純な飛距離比較だけではわからないクラブの特徴が見えてくる可能性があります。
PXGでは、フィッティング後にその場で注文することも、持ち帰って検討することもできると案内しています。
高額なクラブを購入する場合には、価格や納期、仕様を整理してから判断することも選択肢のひとつです。
STEP6|カスタムクラブの組み上げ
注文するクラブの仕様が決まると、PXGのビルドチームによる組み上げ工程へ進みます。
フィッティングで選定したヘッド、シャフト、長さ、ライ角、バランスなどの仕様をもとに、クラブが組み立てられます。
これは当日のフィッティングとは別の工程です。
クラブ完成後は、注文した仕様と実際のクラブが一致しているかを確認することも大切です。
また、新しいクラブに慣れるまでの期間には個人差があります。
最初から結果が安定するとは限らないため、練習やラウンドでの使用感も確認していきましょう。
PXGフィッティング当日までに準備するもの
フィッティングを有意義にするためには、事前準備も重要です。
PXGが公式に持参を案内しているものと、レッスンコーチの視点から準備をおすすめするものを分けて紹介します。
公式に案内されている持ち物
- 現在使用しているクラブ:比較する基準として使用します。
- ゴルフシューズ:普段に近い状態で試打するために役立ちます。
- ゴルフグローブ:普段の握り心地に近づけるためです。
追加で準備しておくと役立つもの
- 現在使用しているクラブのモデル名やシャフトの情報
- 普段の飛距離の目安
- ミスショットの傾向をまとめたメモ
- 購入予算と購入希望時期
- フィッターに確認したい質問
特に、普段のミスの傾向を整理しておくことはおすすめです。
練習場では良いショットが出ても、コースでは異なるミスが出る方もいます。
その違いをフィッターに伝えることができれば、実際のラウンドを想定した相談がしやすくなるでしょう。
フィッターに聞いておきたい質問7選
初めてフィッティングを受ける方は、何を質問すればよいかわからないこともあるでしょう。
次の質問を参考にしてみてください。
- 現在のクラブで最も改善を検討したい部分はどこですか?
- 新しいクラブに変えることで、どのような変化が確認できましたか?
- 飛距離だけでなく、左右のばらつきはどう変わりましたか?
- 今回のシャフトを選んだ理由は何ですか?
- ミスショットをした場合にも扱いやすい仕様ですか?
- 今後スイングが変化した場合、再調整は可能ですか?
- 見積もり金額には、どのシャフトやグリップが含まれていますか?
これらすべてを質問する必要はありません。
自分が特に重視したい項目を選んで相談することが大切です。
30秒セルフチェック|フィッティング前に整理したいこと
フィッティング予約前や当日の朝に、次の内容を確認してみましょう。
フィッティング準備チェック
0 / 6 項目今使っているクラブの気になる点を説明できる飛距離と方向性のどちらを優先したいか考えている普段よく出るミスショットを把握しているクラブを購入する際の予算を決めている現在のクラブと比較したいポイントがある当日聞きたい質問を用意している
チェック内容をコピー
すべての項目が埋まっていなくても問題ありません。
自分の希望や疑問を少し整理しておくだけでも、フィッターとの会話を進めやすくなるでしょう。
PXGフィッティングで気をつけたい3つのポイント
1. 最高飛距離だけで比較しない
新しいクラブで良いショットが出ると、その結果に注目したくなるものです。
しかし、ゴルフでは平均的な飛距離やミスショットの幅も重要です。
一例として、最も飛んだショットではなく、普段に近いショットがどの程度安定しているかを確認すると、実際のプレーを想定しやすくなります。
2. 普段と異なるスイングを無理に作らない
フィッターに見られていると、普段より力が入ってしまう方もいます。
その場で特別なフォームを作ろうとするより、普段のスイングで試打することが大切です。
また、試打を繰り返して疲れを感じた場合は、休憩を相談しましょう。
痛みや違和感がある状態で無理に打ち続けることは避けてください。
3. スイングの課題とクラブの課題を分けて考える
ゴルフでは、ミスショットの原因がクラブだけにあるとは限りません。
例えば、アイアンの方向性が安定しない場合でも、クラブのライ角が影響している可能性と、スイング中のフェースの向きや打点が影響している可能性があります。
そのため、フィッティングでクラブの仕様を確認することと、レッスンでスイングの傾向を確認することは、別々の役割を持っています。
両方を適切に組み合わせることで、改善すべき部分の優先順位を整理しやすくなるでしょう。
フィッティング前の1週間でできる準備
特別なスイング改造を行う必要はありません。
普段の練習を通じて、自分の傾向を記録してみることも準備のひとつです。
| タイミング | 準備する内容 |
|---|---|
| 1〜2日目 | 現在のクラブのモデル・シャフトを確認する |
| 3〜4日目 | 普段の練習で出るミスの傾向を整理する |
| 5日目 | フィッティングで改善したい項目を決める |
| 6日目 | 予算や質問をメモする |
| 7日目 | 持ち物と予約内容を確認する |
これはあくまで準備の一例です。
普段と異なる練習を無理に増やす必要はなく、体調を整えてフィッティングに臨むことも大切です。
PXGフィッティングに関するよくある質問
Q. 初心者でもPXGフィッティングを受けられますか?
初心者でも相談できます。
ただし、スイングの再現性や経験によって、当日確認できる内容には違いがあります。
スイングが変化している時期には、将来的なクラブの使いやすさも含めて相談するとよいでしょう。
Q. フィッティングを受けると飛距離は伸びますか?
現在のクラブと新しいクラブの相性によっては、飛距離が変化する可能性があります。
ただし、飛距離が伸びるかどうかや、その変化の大きさには個人差があります。
飛距離だけでなく、方向性や振り心地も含めて判断することが大切です。
Q. フィッティング後に購入しなくても大丈夫ですか?
PXG公式サイトでは、フィッティング後に購入するか、持ち帰って検討するかを選べると案内しています。
フィッティング料金やキャンセル条件などについては、予約する店舗やプランの最新案内を確認してください。
Q. フィッティングとゴルフレッスンはどちらを先に受けるべきですか?
現在の悩みによって判断が変わります。
クラブの重さや長さに違和感がある場合は、フィッティングが参考になる可能性があります。
一方、打点が大きくばらついていたり、スイングの動きに悩んでいたりする場合は、先にレッスンで現状を確認することも選択肢です。
どちらが先か迷う場合は、コーチに現在の課題を整理してもらうとよいでしょう。
まとめ|PXGフィッティングを有意義にするために
PXGのフィッティングは、現在のクラブを基準に、さまざまなクラブ仕様を比較しながら自分に合ったセッティングを探していく機会です。
大切なのは、単に飛距離が伸びるクラブを見つけることではありません。
自分のスイングやプレースタイルに対して、どのようなクラブが扱いやすいのかを理解することが、フィッティングの価値のひとつです。
フィッティング前には、現在のクラブ、ゴルフシューズ、グローブを準備し、普段のミスショットや改善したいことを整理しておきましょう。
また、クラブの性能だけで解決しにくい課題については、スイングの状態を確認することも大切です。
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恵比寿のマンツーマンゴルフレッスンスタジオ「GOLFGUTS(ゴルフガッツ)」では、スイング解析や弾道測定を活用しながら、お客様一人ひとりの課題を整理しています。
例えば、「クラブが合っていないのか、それともスイングを見直した方がよいのか」と迷っている方も、現在の打点や弾道の傾向を確認することで、今後の練習やクラブ選びについて考える材料が得られます。
GOLFGUTSはPXGの公式フィッティングを代行するものではありませんが、クラブ選びの前に自分のスイングの特徴を把握しておくことも、ひとつの方法です。
初心者の方から、さらに安定したショットを目指したい中級者の方まで、まずは現在の状態を確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。

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