永澤翔(ながさわ・しょう)選手は、青森県出身の男子プロゴルファーです。ジュニア時代から全国大会に出場し、青森山田高校、東北福祉大学を経てプロへ転向しました。
国内男子ツアーの下部に位置するACNツアー(旧ABEMAツアー)を中心に経験を積み、レギュラーツアーでも日本プロゴルフ選手権などに出場しています。幼少期から競技を続け、出場機会が限られる環境でも挑戦を重ねてきた継続力が、永澤翔選手のキャリアを特徴づけています。
この記事では、永澤翔選手のプロフィール、経歴、成績、プレースタイル、評価、怪我からの復帰、今後の注目ポイントを事実ベースで解説します。
永澤翔のプロフィール【基本情報まとめ】
永澤翔選手は1994年9月27日生まれで、2026年8月6日時点では31歳です。出身地は青森県つがる市。身長180cm、体重95kg、血液型はA型で、東北福祉大学を卒業しています。
現在の所属先は「フリー」と登録されています。ゴルフを始めたのは5歳で、父親の練習についていったことがきっかけでした。
基本情報は次のとおりです。
- 氏名:永澤 翔(ながさわ しょう)
- 英字表記:Sho Nagasawa
- 生年月日:1994年9月27日
- 出身地:青森県つがる市
- 身長・体重:180cm・95kg
- 出身校:青森山田高校、東北福祉大学
- 所属:フリー
- ゴルフ歴:5歳から
- ツアープレーヤー転向:2016年12月1日
- 得意クラブ:アイアン
利き手については、主要な公式プロフィールで明確な記載を確認できません。代表歴では、2013年前期に日本ゴルフ協会のナショナルチーム候補選手に選ばれています。ただし、現在の代表所属を示す公式情報は確認できません。
永澤翔の経歴|学生時代からプロまで
永澤翔選手は、父親の練習についていったことをきっかけに5歳でゴルフを始め、小学4年生ごろから競技に参加しました。
小学6年生だった2006年には、東北ジュニアゴルフ選手権・小学生の部で優勝。翌2007年には、プロも出場する青森県オープンを中学1年生で制しています。
青森山田高校では全国レベルの競技経験を重ね、2011年の日本ジュニアゴルフ選手権男子15~17歳の部で8位タイ、2012年には4位タイに入りました。2011年の東北アマチュアゴルフ選手権でも2位となっています。
高校卒業後は、大学ゴルフの強豪として知られる東北福祉大学へ進学しました。大学2年時の2014年には、日本アマチュアゴルフ選手権でベスト16に進出。同年の日本オープンにも出場し、アマチュアの段階で国内最高峰の競技を経験しています。
2016年12月にツアープレーヤーへ転向し、2017年のPGA資格認定プロテストに合格しました。最終プロテストでは4日間を68、70、68、77の通算283、5アンダーで回り、2位タイという上位成績を残しています。
2019年にはQTで初めてファイナルの決勝ラウンドへ進み、82位に入りました。QTとは、翌シーズンのツアー出場順位を決める予選会です。
キャリアの大きな転機となったのが2021年でした。ABEMAツアーで5位以内に3回入り、賞金ランキング21位を記録。ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山では、最終日に62を出して3位に入りました。
永澤翔の主な成績・実績一覧
永澤翔選手の主な成績を、ジュニア・アマチュア時代とプロ転向後に分けて紹介します。
ジュニア・アマチュア時代の成績
2006年に東北ジュニア小学生の部で優勝し、2007年には青森県オープンで優勝しました。
2009年には青森・北海道パブリックアマチュアゴルフ選手権、東北高等学校・中学校ゴルフ選手権中学の部を制覇。2011年は東北アマチュア2位、日本ジュニア8位タイ、2012年は日本ジュニア4位タイに入っています。
大学時代の2014年には、日本アマチュアゴルフ選手権でベスト16に進出しました。
プロ転向後の成績
プロ転向後の主な成績は以下のとおりです。
- 2017年:PGA資格認定最終プロテスト2位タイ
- 2021年:ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山3位
- 2021年:南秋田CCみちのくチャレンジ5位
- 2022年:BMW日本ゴルフツアー選手権46位タイ
- 2022年:ミズノオープン51位タイ
- 2023年:日本プロゴルフ選手権29位タイ
- 2023年:セガサミーカップ48位タイ
- 2026年:日本プロゴルフ選手権55位タイ
2021年の南秋田CCみちのくチャレンジでは、初日に8アンダーの63を記録して単独首位に立ち、最終的に5位で大会を終えました。
2023年の日本プロゴルフ選手権では、最終日に68を出して通算1オーバーの29位タイ。レギュラーツアーにおける上位成績の一つとなっています。
2026年は、日本プロゴルフ選手権を通算3オーバーの55位タイで終えました。ACNツアーの南秋田カントリークラブみちのくチャレンジでは、通算イーブンパーの88位タイでした。
JGTO公式プロフィールでは、ツアー通算勝利数は0、生涯獲得賞金は4,896,266円、レギュラーツアーでの18ホール最少スコアは62と記録されています。
永澤翔のプレースタイル・強みを解説
永澤翔選手の公式プロフィールでは、得意クラブとしてアイアンが挙げられています。
アマチュア時代の登録データではドライバー平均飛距離が280ヤードとされており、180cm、95kgの体格を持っています。ただし、公開情報だけで飛距離に特化した選手と断定することはできません。
成績から確認できる特徴は、流れをつかんだラウンドでバーディを重ねる力です。
2021年の南秋田では、1イーグル、8バーディ、2ボギーの63を記録。ラウンド中には4連続バーディも決めています。ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山では最終日に62を出しました。
2023年のセガサミーカップ初日には、後半11番から4連続バーディを奪って67で回り、7位タイでスタートしています。
これらの記録から、アイアンでバーディ機会を作り、パットがかみ合った日にスコアを大きく伸ばすタイプと見ることはできます。
ただし、年間を通じた詳細なショットデータは十分に公開されていません。ショット精度やパッティング能力を他選手と定量的に比較するには、情報が不足しています。
永澤翔の評価・専門家やファンの声
永澤翔選手について、著名な解説者や専門家が継続的に論評した公開資料は多くありません。そのため、「専門家から高く評価されている」と断定できるだけの根拠は確認できません。
一方、2021年に練習拠点としていたアローエースゴルフクラブで大会が行われた際には、周囲の応援に応えたいと語っています。JGTOの公式記事では、親しみを込めて「やさしき大男」と紹介されました。
青森県で育ち、青森山田高校、東北福祉大学と東北のゴルフ環境でキャリアを築いてきた点は、地元や東北のファンにとって応援しやすい背景と考えられます。
競技面での評価材料は、下部ツアーで優勝争いを経験し、レギュラーツアーの4日間競技でも決勝ラウンドを戦っていることです。
一方で、現時点ではJGTOツアー未勝利であり、QT順位などによって出場試合数が左右されてきました。好スコアを複数の試合で安定して再現し、出場資格につなげられるかが課題となります。
怪我・不調・スランプとその克服
永澤翔選手は2021年初めにヘルニアを発症し、1月から3月までクラブを握れない期間がありました。
4月のシーズン初戦には十分な実戦準備ができないまま出場しましたが10位に入り、その約2週間後の大会では3位を記録。その後の南秋田カントリークラブみちのくチャレンジでも、初日63で単独首位に立ちました。
ただし、当時の本人は、いつ症状が出るか分からない状態を調整しながらプレーしていると説明しています。完全に克服したと断定できる公式情報はなく、その後の詳しい治療内容や現在の状態も公表されていません。
また、2022年には新型コロナウイルス感染によりセガサミーカップを欠場しました。2023年に特別規程による出場資格を使って同大会へ出場し、初日67で7位タイ発進。最終順位は48位タイでした。
永澤翔の今後の展望・注目ポイント
31歳の永澤翔選手は、若手育成段階というより、これまで積み上げた経験を安定した成績へ変えていく時期にあります。
2023年の日本プロゴルフ選手権では最終日に68を出して29位タイまで順位を上げ、2026年の同大会でも予選を通過して4日間を完走しました。
今後の注目点は、ACNツアーや予選会で上位に入り、レギュラーツアーへの出場機会を増やせるかどうかです。そのうえで、得意とするアイアンをスコアへ結びつけ、好調日のバーディ獲得を複数ラウンド継続することが重要になります。
ツアー初優勝を具体的に予測できる根拠はありません。ただし、下部ツアー3位、初日首位、国内メジャーでの予選通過といった実績は、上位争いに必要な力を部分的に示しています。
出場機会を確保しながら、年間を通じた安定性を高められるかが最大の注目ポイントです。
まとめ|永澤翔はどんなスポーツ選手なのか
永澤翔選手は、青森県で5歳からゴルフを始め、ジュニア大会優勝、日本ジュニア4位タイ、日本アマベスト16を経てプロへ進んだ男子ゴルファーです。
2017年のPGAプロテストでは2位タイで合格し、2021年には下部ツアーで3位や5位に入るなど、優勝争いも経験しています。
プレースタイルは、公式プロフィールで得意とされるアイアンと、流れをつかんだ際のバーディ獲得力が特徴です。一方、ツアー未勝利で出場機会も限られているため、安定した成績と出場資格の確保が今後の課題です。
ヘルニアによる長期離脱後に上位成績を残し、2026年にも日本プロゴルフ選手権で4日間を戦った継続力は、永澤翔選手を知るうえで欠かせない要素です。
華々しい肩書きだけでなく、競争の厳しい男子ツアーで挑戦を続ける過程にも注目したい選手といえるでしょう。
※掲載情報は2026年8月6日時点で確認できる公式記録を基にしています。

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