林恭平(はやし・きょうへい)選手は、明治大学体育会ゴルフ部を経てプロへ転向した、神奈川県出身の男子ゴルファーです。
ジュニア時代から全国大会や関東大会に出場し、大学在学中には日本アマチュアゴルフ選手権、ミズノオープンなどの舞台を経験。2024年12月にツアープレーヤーへ転向し、現在は東洋陸送社に所属しています。2026年にはプロとしてミズノオープンに出場するなど、本格的なツアー挑戦を始めています。
この記事では、林恭平選手のプロフィール、経歴、成績、プレースタイル、評価、今後の注目ポイントを、公開されている公式情報をもとに解説します。
林恭平のプロフィール【基本情報まとめ】
林恭平選手の基本プロフィールは、以下のとおりです。
- 名前:林 恭平
- 読み方:はやし きょうへい
- 英語表記:Kyohei Hayashi
- 生年月日:2002年5月9日
- 出身地:神奈川県
- 身長:175cm
- 体重:73kg
- 血液型:O型
- 出身高校:私立湘南学院高等学校
- 出身大学:明治大学
- 現在の所属先:東洋陸送社
- ゴルフ開始年齢:8歳
- ツアープレーヤー転向:2024年12月1日
- 得意クラブ:8番アイアン
- ドライバー平均飛距離:300ヤード
- ベストスコア:63
身長と体重については、JGAの旧プロフィールでは175cm・75kgと掲載されていますが、JGTOの現行プロフィールでは175cm・73kgとなっています。本記事では、更新時期が比較的新しいJGTOの数値を採用します。利き腕は主要な公式プロフィールでは公表されていません。
ゴルフは個人競技であるため、球技のような所属チームはありません。現在は東洋陸送社に所属し、JGTOのツアープレーヤーとして活動しています。日本代表やJGAナショナルチームへの選出歴については、確認できる公式プロフィールには掲載されていません。
林恭平の経歴|学生時代からプロまで
父親の影響で8歳からゴルフを開始
林恭平選手がゴルフを始めたのは8歳のときです。父親に練習場へ連れて行ってもらったことがきっかけで、その後は競技ゴルフに取り組むようになりました。
小学生時代から関東小学生ゴルフ大会や全国小学生ゴルフ大会に出場しており、2014年の関東小学生ゴルフ大会では5位タイ、全国小学生ゴルフ大会では14位タイに入っています。早い段階から地域大会だけでなく、全国規模の競技を経験していた選手です。
湘南学院高校時代に全国大会を経験
湘南学院高等学校へ進学した林恭平選手は、ジュニア年代でも競技を継続しました。
2016年の関東ジュニアゴルフ選手権男子12~14歳の部では5位。明治大学ゴルフ部の選手紹介では、全国中学校・高等学校選抜ゴルフマッチプレー選手権大会で2位に入った実績も掲載されています。マッチプレーは、1ホールごとの勝敗で競う形式です。ストロークプレーとは異なる判断力や、相手との駆け引きが求められます。
2018年には国民体育大会に出場し、個人36位タイ、団体22位タイ。2019年には日本ジュニアゴルフ選手権男子15~17歳の部にも出場しました。
明治大学で文武両道を目指す
高校卒業後は明治大学商学部へ進学し、体育会ゴルフ部に所属しました。
明治大学を選んだ理由について、林恭平選手は、学業とゴルフを両立できる環境で成長したかったと大学のインタビューで説明しています。礼儀を重視しながら、学年を越えて切磋琢磨できるゴルフ部の環境も成長につながったと振り返っています。
2022年には関東アマチュアゴルフ選手権で13位タイ、日本アマチュアゴルフ選手権で58位タイ。2023年にも日本アマチュアゴルフ選手権へ出場しました。
大学4年だった2024年の全日本大学ゴルフスーパーリーグでは、67、69の通算136ストロークを記録し、個人2位タイ。明治大学も15校中3位となっており、大学生活終盤に好成績を残しました。
ミズノオープン出場がキャリアの転機
林恭平選手にとって大きな経験となったのが、2023年のミズノオープンです。
中学2年生の頃から挑戦していたアマチュア予選を突破し、大学3年時に初めて男子レギュラーツアーへ出場しました。全英オープン出場にもつながる大会でプロ選手と同じ舞台に立ったことは、その後のキャリアを考えるうえでも重要な経験だったと考えられます。
同年には横浜ミナト Championshipにもアマチュアとして出場。2日間とも87で、通算174ストロークとなり予選通過はできませんでしたが、大学在学中から複数の男子ツアー大会を経験しました。
2024年12月1日にツアープレーヤーへ転向。以降はプロゴルファーとして、ツアー出場資格を争うQTや主催者推薦による大会出場に挑戦しています。
林恭平の主な成績・実績一覧
林恭平選手の主な成績は次のとおりです。
ジュニア・アマチュア時代
- 2014年 関東小学生ゴルフ大会:5位タイ
- 2014年 全国小学生ゴルフ大会:14位タイ
- 2016年 関東ジュニアゴルフ選手権:5位
- 全国中学校・高等学校選抜ゴルフマッチプレー選手権:2位
- 2018年 国民体育大会:個人36位タイ、団体22位タイ
- 2020年 神奈川県男子第2回研修競技会:1位
- 2022年 関東アマチュアゴルフ選手権:13位タイ
- 2022年 日本アマチュアゴルフ選手権:58位タイ
- 2023年 日本アマチュアゴルフ選手権:63位タイで予選落ち
- 2024年 全日本大学ゴルフスーパーリーグ:個人2位タイ
神奈川県男子第2回研修競技会では、140選手が出場した18ホール競技を74ストロークで回り、1位となりました。
プロ転向後・QTでの成績
2025年のファーストQTでは、68、72、65の通算205ストローク、5アンダーで25位となり、通過圏に入りました。QTとは「クォリファイングトーナメント」の略で、翌シーズンのツアー出場順位を決める予選会です。
その後に進んだサードQTでは、69、71、71、76の通算287ストローク、3オーバーで62位でした。最終日にスコアを落としたものの、前半3日間はすべてパープレー以下にまとめています。
2026年のミズノオープンには主催者推薦で出場。第1ラウンド80、第2ラウンド73の通算153ストローク、9オーバーで129位タイとなり、決勝ラウンド進出は逃しました。現時点でJGTOレギュラーツアー優勝はありません。
林恭平のプレースタイル・強みを解説
300ヤード級のドライバーショット
林恭平選手の分かりやすい強みは飛距離です。JGAのプロフィールには、ドライバー平均飛距離300ヤードと記載されています。本人も大学時代のインタビューで、ドライバーの飛距離に自信があると話しています。
飛距離があれば、長いパー4で短いクラブを持ちやすくなり、パー5では2打目でグリーン付近まで運べる可能性が高まります。ただし、プロの試合では方向性やコースマネジメントも必要になるため、飛距離だけで成績が決まるわけではありません。
ピンを狙う攻撃的なゴルフ
林恭平選手は自身のプレースタイルについて、さまざまな球筋をイメージし、果敢にピンを攻めていくことが持ち味だと説明しています。
特に、通常の位置から打てないトラブルショットでも、打ち出す方向やボールの曲がり方を想像しながらプレーすることを好むとしています。単に遠くへ飛ばすだけでなく、状況に応じたショットを組み立てようとする点が特徴です。
アイアンショットにも注目
JGAでは得意クラブが8番アイアン、大学ゴルフ部のプロフィールでは2番アイアンと紹介されています。掲載時期によって回答は異なりますが、いずれもアイアンを得意クラブとして挙げている点は共通しています。
現在のJGTOプロフィールでは、ドライバーとアイアンにミズノ製クラブ、ボールにタイトリストを使用していると掲載されています。
林恭平の評価・専門家やファンの声
林恭平選手に関する解説者や専門家の詳細な評価は、現時点では多く公表されていません。そのため、「高く評価されている」と一括りに断定するのは適切ではありません。
一方で、ミズノの契約プロとして2026年ミズノオープンに出場し、大会公式サイトでもホストプロの一人として紹介されていることは、支援企業から期待を寄せられていることを示す客観的な材料です。JGTOの記事でも、プロ転向後間もない「ルーキー」として紹介されています。
ファンの評価を示す大規模な調査や公式データはありません。ただ、8歳から競技を続け、ジュニア、大学、プロと段階を踏んで挑戦してきた経歴や、飛距離を生かしてピンを狙う積極的なプレースタイルは、応援する側にとって分かりやすい魅力といえます。
今後の課題としては、ツアー大会で予選を通過し、4日間を通して安定したスコアを残すことが挙げられます。2026年ミズノオープンでは初日80から2日目73へ改善しており、悪い流れの中でもスコアを立て直した点は今後につながる材料です。
林恭平の怪我・不調・スランプとその克服
2026年7月時点で、林恭平選手が大きな怪我によって長期間離脱したことを示す公式発表は確認できません。
また、特定の時期を「スランプ」と表現した公式情報もありません。大会ごとのスコアには波がありますが、単一の試合結果だけで怪我や深刻な不調を判断することはできないため、未確認の理由を推測するべきではありません。
今後、本人や所属先、JGTOなどから正式な発表があった場合に、情報を更新する必要があります。
林恭平の今後の展望・注目ポイント
林恭平選手は2002年生まれで、2026年7月時点では24歳です。プロとしてのキャリアは始まったばかりであり、まずはQTで出場順位を高め、レギュラーツアーやACNツアーへの出場機会を増やすことが重要になります。
注目したいのは、飛距離を実戦のスコアにつなげられるかという点です。300ヤード級のドライバーショットを持っていても、ツアーではフェアウェイキープ、グリーンを狙うショット、アプローチ、パッティングまで総合的な完成度が求められます。
また、攻撃的にピンを狙う姿勢を維持しながら、難しいコースでは安全な場所へ運ぶ判断を組み合わせることもポイントです。これは林恭平選手に限らず、プロ転向直後の選手がツアーで経験を重ねるうえで重要な要素といえます。
現段階で将来の優勝やランキング上昇を断定することはできません。しかし、ジュニア時代から全国大会を経験し、大学ゴルフを経てプロの舞台へ進んだ経歴を考えると、今後の出場機会と成績を継続的に確認したい選手です。
まとめ|林恭平はどんなスポーツ選手なのか
林恭平選手は、父親の影響で8歳からゴルフを始め、湘南学院高校、明治大学を経てプロへ転向した神奈川県出身のゴルファーです。
ジュニア時代には関東大会や全国大会で経験を積み、大学時代には日本アマチュアゴルフ選手権や男子レギュラーツアーに出場。2024年の全日本大学ゴルフスーパーリーグでは個人2位タイに入り、2024年12月にツアープレーヤーへ転向しました。
林恭平選手のプレースタイルは、300ヤード級の飛距離と、ショットのイメージを膨らませながらピンを狙う攻撃性が特徴です。一方、プロとしてはツアーでの予選通過や年間を通した安定性など、これから結果を積み上げていく段階にあります。
完成されたスター選手というよりも、大学ゴルフからプロの世界へ踏み出し、成長過程を追うことができる若手選手です。今後、QTやツアー大会でどのような成績を残していくのかが注目されます。

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