塩見好輝(しおみ・こうき)選手は、強豪校で主将を務め、男子プロゴルフツアーで賞金シード獲得や日本オープンの優勝争いを経験してきたプロゴルファーです。ツアー優勝はまだありませんが、学生時代の団体実績、プロ入り後のシード復帰、2019年日本オープンでの単独首位など、長いキャリアで確かな存在感を示してきました。
この記事では、塩見好輝選手のプロフィール、経歴、成績・実績、プレースタイル、評価、近年の状態と今後の注目ポイントを、公式記録を中心に解説します。
塩見好輝のプロフィール【基本情報まとめ】
塩見好輝選手は1990年9月4日生まれ、大阪府出身です。身長172cm、体重65kg、血液型はA型。東北福祉大学を卒業し、国際スポーツ振興協会に所属しています。11歳のとき、父親の練習についていったことをきっかけにゴルフを始め、2012年12月3日にツアープレーヤーへ転向しました。ツアーデビュー戦は「つるやオープン」です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 塩見 好輝(しおみ こうき) |
| 生年月日 | 1990年9月4日 |
| 出身地 | 大阪府 |
| 身長・体重 | 172cm・65kg |
| 出身校 | 東北福祉大学 |
| 所属 | 国際スポーツ振興協会 |
| ゴルフ開始 | 11歳 |
| プロ転向 | 2012年12月3日 |
| 得意クラブ | ドライバー |
| 利き手 | 公式プロフィールで明記を確認できず |
JGAのプロフィールには、ドライバー平均飛距離290ヤード、ベストスコア61と掲載されています。ただし、これはプロフィール上の登録値であり、現在のシーズン平均とは限りません。日本国籍の男子ツアープロで、確認した公式プロフィールには現在のナショナルチーム代表歴の明記はありません。
塩見好輝の経歴|学生時代からプロまで
小学生時代には少林寺拳法を習い、優勝歴もありました。ゴルフを始めた後は大阪を離れ、強豪の埼玉栄高校へ進学。3年時には主将として、2008年全国高等学校ゴルフ選手権の団体初優勝に貢献しました。
東北福祉大学でも主将を務め、2011年の朝日杯争奪日本学生ゴルフ選手権で2位、日本学生ゴルフ選手権で6位タイ、全日本大学対抗選手権で優勝。大学4年の2012年には、信夫杯争奪日本大学対抗戦や全国大学対抗戦など、団体戦で5タイトルを獲得したとJGTOが紹介しています。
2012年末にプロ転向し、2014年に初めて賞金シードを獲得。翌2015年にシードを失い、2017年トップ杯東海クラシックでは初日に自身初の首位を経験しました。大きな転機は2019年です。シーズン初戦を除く出場試合で予選を通過し、賞金シードへ復帰しました。
塩見好輝の主な成績・実績一覧
塩見好輝選手のキャリアでは、学生時代の団体実績と、2019年日本オープンでの優勝争いが特に重要です。
| 年 | 主な成績・実績 |
|---|---|
| 2008年 | 埼玉県高校選手権優勝、全国高校選手権団体優勝 |
| 2009年 | TOPY Cup日米対抗戦 個人5位タイ・団体2位 |
| 2011年 | 朝日杯日本学生選手権2位、日本学生選手権6位タイ、全日本大学対抗選手権優勝 |
| 2012年 | 東北アマチュア選手権2位、大学団体戦で複数タイトル |
| 2014年 | 初の賞金シード獲得 |
| 2019年 | 日本オープン10位タイ、賞金シード復帰 |
| 2025年 | 日本オープン67位 |
| 2026年 | i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘15位タイ、初日62 |
学生時代の成績はJGA、プロ転向後の経歴と近年の成績はJGTOの公式記録に基づいています。
JGTOの通算記録では、レギュラーツアー優勝は0回、生涯獲得賞金は5,498万797円です。18ホール最少スコアは2019年ANAオープンの64、9ホール最少は2019年カシオワールドオープンの30となっています。
2019年日本オープンでは第3ラウンド終了時点で単独首位。最終日は一時2位に4打差をつけましたが、14番以降に崩れ、通算5オーバーの10位タイで終えました。初優勝には届かなかったものの、日本一を決める大会で最終日終盤まで首位を守ったことは、塩見好輝選手の代表的な実績です。
塩見好輝のプレースタイル・強みを解説
塩見好輝選手のプレースタイルは、十分な飛距離を備えながら、アイアンとウェッジでスコアを組み立てるタイプです。JGAは得意クラブをドライバー、平均飛距離を290ヤードとしています。一方、本人は取材で、ドライバーで飛ばすよりもアイアンやウェッジでスコアを作るタイプだと説明しています。
単純な飛ばし屋ではなく、長いクラブからショートゲームまで対応できる点が特徴です。2016年の専門メディアでも、飛距離に加えてリカバリー率の高さが取り上げられ、グリーンを外した後にパーを拾う技術も評価されました。
身長172cm、体重65kgと特別に大柄ではない体格で飛距離を出せる点も強みです。戦術面では、難しい状況で我慢を続ける力がある一方、攻める判断が結果を左右します。2019年日本オープンでは13番まで首位を維持した粘りが光りましたが、15番でバーディを狙った後に大きく崩れました。攻撃力と状況判断のバランスが、成績を安定させる鍵です。
塩見好輝の評価・専門家やファンの声
塩見好輝選手への評価は、「ショット全般の能力」「飛距離とリカバリー力」「強豪校で培った競争経験」に集約できます。JGTOの記事ではプロ入り初期からショット全般が得意と紹介され、専門メディアでも飛距離だけでなく小技を備えた選手として扱われてきました。
高校と大学の両方で主将を務めた点も特徴です。個人競技のゴルフで団体戦の中心として結果を残した経験は、競技への責任感や周囲からの信頼を示す材料になります。
ファンの評価を示す大規模な公式調査は確認できません。ただし、日本オープンでの優勝争いや、シードを失ってから再挑戦する姿が継続して報じられているため、浮き沈みを経験しながら挑戦を続ける点は、注目される理由の一つと考えられます。これは報道内容からの整理であり、ファン全体の意見を断定するものではありません。
課題は、好調なラウンドを大会全体の結果へつなげる安定性です。低いスコアを出す力はありますが、優勝やシード復帰には3日間または4日間を通した再現性が求められます。
怪我・不調・スランプとその克服
塩見好輝選手について、長期離脱につながった重大な怪我は、確認できた公式資料では明確に示されていません。そのため、怪我からの復帰を事実として語ることはできません。
キャリア上の困難として確認できるのは、2015年のシード喪失、2019年日本オープン最終日の失速、2020-21年シーズンの賞金ランキング98位による2度目のシード喪失です。これらは怪我というより、ツアーで結果を継続する難しさを示す出来事です。
2026年のi Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘では、開幕前にアドレスや球のつかまりに違和感がありましたが、コーチの助言と早朝練習で調整。初日に9バーディ、ボギーなしの62を記録しました。最終順位は15位タイでしたが、試合直前に課題を修正して低スコアへつなげた対応力が表れています。
塩見好輝の今後の展望・注目ポイント
2026年8月時点で塩見好輝選手は35歳です。若手の成長段階というより、プロ生活で蓄積した技術と経験を結果へ結びつける時期にあります。
最大の注目点は、ACNツアーなどで上位成績を重ね、レギュラーツアーへの出場機会と賞金シードを再び確保できるかです。2026年に62を記録したことからも、1ラウンドで上位を争う力は確認できます。
一方で、好スタートを最終順位へつなげること、アイアンとウェッジの精度を複数日にわたって維持すること、勝負どころで攻守の判断を整えることが重要です。初優勝を予測する根拠はありませんが、上位争いの経験を出場機会で生かせるかが焦点になります。
まとめ|塩見好輝はどんなスポーツ選手なのか
塩見好輝選手は、埼玉栄高校と東北福祉大学で主将を務め、学生ゴルフの団体戦で多くの実績を残したプロゴルファーです。プロ入り後は2014年に初シードを獲得し、2019年には賞金シードへ復帰。日本オープンで単独首位から最終日を戦った経験もあります。
プレースタイルは、プロフィール上290ヤードの飛距離を備えながら、アイアンとウェッジを中心にスコアを作る総合型です。レギュラーツアー優勝はまだありませんが、難しい時期を経験しても競技を続け、再び上位を目指す姿勢が大きな特徴です。
今後は、単発の好スコアを大会全体の安定した成績につなげられるかがポイントです。豊富な経験とショット力を持つ塩見好輝選手が、再びレギュラーツアーで存在感を示せるかに注目です。

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