【驚くほど完成されたスイング!ローリー・マキロイの魅力とは】

こんにちは!

ゴルフガッツのフロントです。

優勝争いの豪快なプレーは見ていて面白いですよね!!

ピンポジションが難しいくても、

キレッキレのアイアンショットでピンの根本に、ドン!

軸が安定した美しいスイングで軽〜く300Y!!  

本当に惚れ惚れしています。

彼を嫌う人なんて、いるのかな〜?

そんな彼について今回は詳しくご紹介致します。

《ローリー・マキロイ編》

  1. プロフィール

1989/5/04(30) 175センチ73キロ

プロ転向:2007年 出身地:北アイルランド・ハリウッド

国籍:北アイルランド

米国18勝(海外メジャー4勝)その他9勝

◇世界ランク2位◇

北アイルランドの首府ベルファスト近郊にある人口12000人ほどの港町ハリウッドに、マキロイ夫婦の一人夫婦として誕生。

父親の名前はゲリーさん、そして母親はロージーさん。

父ゲリー・マキロイ自身、スクラッチ(ハンデ無し)でプレーしたこともある腕前のゴルファーだったそうで、ローリーは生後18か月のころから父親にゴルフを教えられ2歳のころには40ヤード(約36メートル)を飛ばすなど幼くしてゴルフの才能があったのですね!

ローリー・マキロイはスポーツに熱中する性格で、ほとんど毎日ゴルフ場に連れて行ってくれるようせがみ、新しいクラブをプレゼントしてもらい正しいグリップの握り方父親から教わると、夜寝るときもベッドにクラブを持ち込んでクラブをきちんと握ったまま寝ていたそうですよ。

寝る瞬間まで頭の中がゴルフでいっぱいだったのでしょうね。

こんなまだ幼いのにゴルフへの執着心、半端無いって!(大迫風(笑))また、ニック・ファルド選手の出したゴルフテクニックのビデオがお気に入りだったみたいですよ(^^♪そしてタイガー・ウッズに憧れていたそうです。

ローリー・マキロイのゴルフが開花しはじめますと、父ゲリーさんはお仕事を掛け持ちし、母ロージーさんも地元にある工場で夜勤などをするなどして息子ローリーのプレー費を捻出していたそうです。

やがてローリー・マキロイは同年代の競技会では負けなしとなり、フロリダ州マイアミのドラル・ゴルフリゾート・アンド・スパで行われた9-10歳のグループの世界大会で、国際的な大会での初優勝を遂げたそうです。

ローリー・マキロイがはじめゴルフを学んだのはハリウッドゴルフクラブですがそこは今でもローリー・マキロイのホーム・コースなのだそうです。

このハリウッドゴルフクラブは全18ホール、全長6,000ヤード超、バックティーからのパーのスコアは69打のパークランドコースで、ローリー・マキロイはこのコースについてその後トップ・プレイヤーになるために必要なすべてのスキルを学んだコースだと述べていたそうですよ。ローリー・マキロイは7歳の時クラブメンバー(過去最年少のメンバー)となり、練習はクラブ所属の元プロゴルファー、マイケル・バノンさんに師事したそうです。

バノンさんは現在もローリー・マキロイのコーチであり師匠であり献身的指導者なんだそうです。そしてこのクラブには近くに素晴らしいゴルフ場がいくつかあったそうです。

とても素晴らしい環境で日々ゴルフ練習に励んでいたのですね!

  1. アマチュア時代&プロ時代

2006年10月、イタリアのミラノで行われたヨーロッパアマチュア選手権で優勝。2007年には自信のキャリアで初めてのメジャー参戦となる全英オープンに出場したそうです。この大会では42位タイの成績を収めて、ローアマチュアを獲得しました。

そして2007年9月にプロ転向を宣言し直後に出場したヨーロッパツアーのブリティッシュ・マスターズでは2オーバーの42位の成績となったそうです。

2007年10月のアルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権では首位と三打差の3位。さらに次の週のオープン・ド・マドリッドでは4位の好成績を収めました。

これによってわずか4試合で、翌年のヨーロピアンツアーのシード権獲得!!18歳でのシード権獲得は、史上最年少なんだそうですよ~ッ(>_<)♪

2009年2月、19歳で迎えたヨーロピアンツアーでジャスティン・ローズを1打差で押さえ、トータル19アンダーで初優勝。同年4月、ローリー・マキロイはプロ転向後初めてメジャー大会のマスターズに出場。結果はトータル2アンダ―、20位の成績となったそうです。6月に開催された全米オープンでは2オーバーで10位タイと、メジャー大会でも上位に入っています。2010年はPGAツアーに本格参戦。6戦目のクエールハロー選手権では最終日5アンダー7位タイでスタートしたローリー・マキロイが1イーグル・8バーディという抜群の成績でトータル15アンダー。2位に4打差をつけて大逆転!

アメリカPGAツアー初優勝となりました。この勝利はタイガー・ウッズが21歳でPGAツアー初優勝をした記録を抜く、史上最年少での優勝となったそうですよ。タイガー・ウッズ選手の記録を塗り替えるとは・・・ローリー・マキロイ恐るべし( ゚Д゚)( ゚Д゚)この年は全米オープンでも3位タイと初のメジャー制覇に近づいていきます。

PGAツアーでは255万ドル余りを獲得、年間賞金ランキング26位に入ったそうです。2011年この年のメジャー初戦となるマスターズに出場したローリー・マキロイは初日を65の7アンダー、2日目3日目も順調にスコアをのばし最終日12アンダー、2位に4打差をつけて迎えます。

しかし、この最終日彼は史上でも最悪となるほどの不調に、、、結果4アンダー15位タイとなってしまいました。

6月の全米オープン。メリーランド州コングレッショナルCCで行われたこの大会ではマスターズでの敗北を糧にし、14アンダー、単独首位で迎えた最終日、4バーディ2ボギーと2つスコアをのばしてトータルで16アンダー。

2位に8打差もつけて圧勝、これがメジャー初制覇をなりました。2012年のPGAツアーではザ・ホンダ・クラシック、ドイツ銀行選手権、BMW選手権で優勝。ほかにベスト3にも2回ランクインするなどの真価を発揮!

ヨーロピアンツアーでもドバイで行われたワールドツアーチャンピョンシップで優勝を遂げています。8月に行われた全米プロ。

サウスカロライナ州にあるキアワ・アイランド・ゴルフリゾートで行われたこの大会、初日は首位と1打差でスタート。その後スコアを落としつつもトータル13アンダーで2位に8打差をつける圧倒的勝利を収めました。

そして同年、同一シーズンでのヨーロピアンツアーとアメリカPGAツアーの同時賞金王を取得するという偉業を成し遂げます。2013年はローリー・マキロイにとってもっとも振るわないシーズンとなったそうです。

使用しているクラブを変えたこともありヨーロピアンツアー、アメリカPGAツアーともに成績は残念ながら伸びず、、オーストラリアPGAツアーのエミレーツ・オーストラリアン・オープンで優勝したのみとなったそうです。

2014年、前年の不調をの乗り越えて!この年はローリー・マキロイが世界で更に高みに立つこととなるのです。

2月のザ・ホンダ・クラシックで2位に入ると、4月のマスターズでは8位タイに。5月のヨーロピアンツアーのBMWPGAチャンピョンシッップで優勝を果たします。ロイヤル・リバピールGCで開催されたこの年の全英オープン。

初日から首位に立ったローリー・マキロイは最終日、16アンダーの単独首位でスタート。

この日を4バーディ3ボギーの71でまとめ、トータル17アンダー、追いかけるセルヒオ・ガルシアらに2打差をつけて一度も首位を譲らない「完全優勝」を果たしました。次戦のWGCブリヂストン招待でも優勝し、迎えた全米プロ。

初日を66とトップの成績でスタート。2日目と3日目にも4つずつスコアを伸ばして最終日を迎えます。猛追する地元アメリカのフィル・ミケルソン、リッキー・ファウラー。しかしローリー・マキロイは10番でイーグル、13番でバーディを奪取。17番でも3メートルのパットを沈めてバーディ。これで16アンダーとして勝負は決します。

ローリー・マキロイが自身3勝目となるメジャー制覇を勝ち取りました。2015年アメリカPGAツアーではプロとして初優勝を遂げました。

「ウエルズ・ファーゴ選手権」で頂点に。ヨーロピアンツアーではオメガ・ドバイ・デザートクラシックで優勝、更に4月下旬に開催されたWGCキャデッラクマッチプレー選手権も制覇。11月のDPワールドツアーチャンピョンシップでも優勝。

この年のヨーロピアンツアーでは450万ユーロあまり(日本円で約5億8千万円)を獲得し、前年続いて賞金王となりました。2016年~2018年には疲労骨折が発覚したり左腕のしびれも出るようになり思うようにプレーができなくなることもありましたが2018年アメリカPGAツアーアーノルド・パーマー招待で復活ののろし上げる優勝を飾っています。

更に全英オープンでは最終日12メートルのイーグルパットを沈めるなどの大きな見せ場を作り、一時は首位に。

ですが終盤に一歩伸びず優勝したフランチェスコ・モリナリに2打差の2位タイとなりました。

  1. スイングの特徴

ローリー・マキロイのドライバー平均飛距離はPGAツアーでもトップの319.8ヤード。

そのスイングは世界一美しいとも言われ、力強さ、柔らかさともに抜群なのです!

本人曰く、「意識するのは右足に乗せた体重をいかに左足にスムーズに移動するか」を注意しているだけとのこと。

私たち初心者からしてみるとそれが難しいのですが(笑)彼のスイングの最大の特徴は、体全体(捻転)で生み出した力を恐ろしいほどの回転力で正確にボールに伝えているそうです。振りぬきっぷりも見事の一言で、フィニッシュではドライバーのヘッドが一蹴まわってターゲット方向を指すほど回りきってビタッ!と止まります。

たゆまぬとトレーニングで身につけたきょうじんなフィジカルが可能にするマキロイのスイングは、出来そうで誰も真似できない最高峰のスイングなのです。

見たことない方もYouTubeなどでたくさん載っていますので是非一度スイング動画、見てみて下さいね(^o^)丿

  1. ここが世界のトップクラス

ローリー・マキロイは抜群の飛距離が最大の魅力ですが、実はアイアンショットなど2打目以降にも卓越した技術を持っています。

アメリカPGAツアーのデータによりますと、100ヤードから125ヤードの地点から打った時にどれだけ近くに寄せられるか、その平均でローリー・マキロイは全ゴルファーの7位に入っているそうですよ!

同様に125ヤードから150ヤードの寄せでも8位、175ヤードから200ヤードでも14位、200ヤード以上でも13位に入っています。ピンまで長く残っていても寄せる技術がある、それもまたローリー・マキロイの武器となっているのですね☆彡

  1. ローリー・マキロイの強さ

ローリー・マキロイのゴルフの姿勢、それは「とにかく攻めること」にあるそうです。パー5で2オンを狙う、あるいはパー4で1オンを狙うシーンも多く、そこからイーグルやバーディをもぎ取って猛烈なチャージをしていくのです。

バーディ率は37位、イーグル数は51位と決して上位ではないのですが常にスコアをもぎ取りにいく姿勢は変わらないのです。

2018年、難しいコースで知られる全英オープンに臨むにあたっても「リンクスコースでアグレッシブなゴルフをすれば、もちろんセーフティなプレーを選ぶよりボギーが多くなる可能性は高くなる。

だが同時に、バーディをとれる確率も上がる」と大胆さを強調しています。

なんともGUTSあるプレースタイル!!

ときにはスコアを落とすことにもつながりますが、初めて勝利した2011年の全米オープンで2位に8打差をつけた勝利など、他を突き放す爆発的なスコア、大逆転につなげる猛チャージはこんな姿勢から生まれているのですね(^^)

  1. ローリー・マキロイの人柄

2011年のマスターズで首位を走りながら最終日に80の大たたきで敗れた時のことをローリー・マキロイはこう振り返っていました。「キャリアの中でもとても大きなターニングポイント、まだメジャーは早いのだと知った日だった。」

当時の失意は想像しきれないものがあったでしょうね。技術だけでは大舞台では勝てない。そう本人が思い知った大会だったそうです。

しかしこそで立ち直るきっかけがあったそうです。コーチのマイケル・バノン氏は2010年大地震で被害にあったハイチを訪問した時のことをこう話していました。

「マスターズ後に大地震の現場を慰問した時のこと。

それは見たこともない修羅場だったようで『スイングやパットの失敗、僕はなんてちっぽけなことでクヨクヨとしていたのだろう』と話していた。

それから彼は変わった。」バノン氏が驚いたのがその吸収力だといいます。

これまで経験したことないような現場に立って感じたこと、それを自身のプレーに生かすこと。そんな能力でもアスリートとして世界トップクラスのものを持っているのでしょうね。

慰問した直後のこと。ローリー・マキロイは全米オープンでメジャー初優勝を成し遂げました。

2007年にプロ宣言して憧れのタイガー・ウッズ選手のようなアグレッシブなゴルフを貫いて世界の頂点まで上り詰めたガッツあるローリー・マキロイ!

2017年は怪我もあり不調が続き悩まされましたがそれを乗り越えて今再び王座に振り返り咲くため戦っています。生涯グランドスラムまで残るメジャータイトルはマスターズのみ。見るものの心をつかんで離さない、豪快で力強いローリー・マキロイ。

その超一流のプレーからこれからも目が離せませんね(‘ω’)ノ!!