皆さんこんにちは!【GOLF GUTS(ゴルフ ガッツ)】のフロントです!
私は恵比寿のゴルフレッスンスタジオで受付の仕事をしてますが、
実はゴルフについてあまり詳しくありません!(笑)
ゴルフ初心者の方や、これからゴルフを始めようかと悩んでいる方に、
私が個人的に気になった、「意外と知られていないゴルフの基礎知識」をお伝えすることで、
少しでも皆さんのお役に立てればと考えております!
今回は備品アイテムとして大活躍の「アレ」について詳しくご説明していきたいと思います!!
《アレとは一体なに!?》
皆さんは、ゴルフコースをプレーしている最中、第一打目で「あること」をするのはご存じですか?
ヒントは、「直径1センチ程の逆円錐の形をしているモノ」を地面に刺して、その上にボールを乗せて打つというモノです。この、「直径1センチ程の逆円錐の形をしているモノ」こそが今回のテーマです!!
皆さんは、もうお気づきでしょうか?そう!その名は「ティー」です!!(笑)
正式名称は、「ティーペグ」と言うそうですよ!初耳ですね!皆さんはご存知でしたか?
今回はティーペグではく、私たちに馴染みのある「ティー」という呼び方でご説明させて頂きますね!
上記でも軽くお伝えしましたが、「ティー」はラウンドする際に、ホールごとの第一打目で使用されます。
言い換えると、最初に打つ時の第一打以外は使用しないということになりますね。
他にティーの使いどころと言えば、練習場でドライバーショットの練習をする時ですかね!
調べてみたところ、どうやらティーは「木製のモノ」と「プラスチック製のモノ」の二種類があるみたいですよ!
さて、「ティーの性能」について軽く触れたところで、今度は「ティーの重要性」について見ていきたいと思います!
![ドライバーとティーアップしたボール](https://golf-guts.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/golf-83871_1280-1-1-1024x675.jpg)
《ティーの重要性》
実のところ、ティーは飛距離を出す上で重要な役割を果たしてくれるそうですよ!
詳しくご説明すると、ゴルフクラブにはそれぞれ番手ごとに「ロフト角」というものが予め備わっています。
このロフト角こそが、クラブフェースにボールが当たった瞬間にボールの打ち出しを高くして「高さ」を出してくれるのです!
14本あるクラブのうち、ロフト角が一番少なくボールが上がりにくいクラブは『ドライバー 』です。
ヘッドが大きく当たれば一番飛ぶのですが、どうしてもボールが上りにくい・・・。
そこで!ティーの登場というわけですね!!
ティーがあるおかげで、ボールは地面よりやや高い位置にありますよね。
そのため、ロフト角が低くボールが上がりにくいドライバーでも、
ティーのおかげで打った瞬間にボールの打ち出しがいつも以上に高くなり、
結果的に大きく飛距離が出し易くなるというものです!
このことから、「ティーは高ければ高いほどボールが上がって飛距離が出る」ということも考えられますが、
高過ぎるとインパクトの時にクラブフェースでうまくボールを捉えることができず、
かえって飛距離が出なかったり、曲がり過ぎたりとミスも多くなるので注意が必要のようですね。
《ティーの歴史》
続いては『ティーの歴史』について、みていきたいと思います!
現在は木製とプラスチックの二種類のティーが使用されていますが、
昔は泥や砂を集めて高くして、その上にボールを置いて打っていたそうです。
ティーという道具がない時代でも、ボールを高くして打っていたことをみてみると、
ボールは高く上がる方が飛距離が出るということは知っていたようですね!
ティーという道具が正式に誕生したのは19世紀後半のようです。
その頃のティーはというと、木製ではなく、ゴム状のモノで、
今のように地面に刺すものではなく、地面に置くタイプが主流だったようです。
今現在使用されている円錐の形をしたような木製のティーは1899年頃に発明され、
その後広く普及していったようですね。
《語源》
ティーは英語で「tee」と書きますが、ケルト語で「tigh」と書き「家・住居のこと」をさします。
どうやらこれがティーの語源となったという説がまず一つで、
その他に、オランダ語の「tuitje」という「土や砂・泥などを集め盛り上げた球座のこと」
を指す言葉からきたという説が二つ目ですね。
上記でもお伝えしましたが、ティーがなかった時代は「砂や泥を集め、盛り上げて、
その上にボールを置いて打っていた」ようなので、語源としてはオランダの説が有力かもしれません!
![ティーアップしたボール](https://golf-guts.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/golf-3291685_1280-1024x689.jpg)
《ティーの種類とメリット、デメリットは?》
上記でも軽くお伝えしたように、ティーには「木製のティー」と「プラスティック製のティー」があります。
それでは、それぞれのティーの「メリット」と「デメリット」をいくつかご紹介していきたいと思います!
《木製のティー》
一番オーソドックスであり、ティーの王道といったところですね!
多くのプロゴルファーも木製のティーを使用しているそうですよ!
『メリット』
・値段が安い!
・高さの微調整ができる!
・ティーが飛んだり割れて無くなってしまっても、木製なので自然に優しい!
『デメリット』
・木製のため、簡単に折れたり割れてしまう。
・微調整できることで極端に高過ぎたり低過ぎるミスを起こしてしまう可能性もある。
《プラスティック製のティー》
樹脂製ティーとも言われていますね!
ティーごとに色々な性能があるのも特徴的ですね!
『メリット』
・折れにくいため、1つを長く使える!
・高さがある程度決まっているので、ティーが高過ぎたり低過ぎるミスが起こりにくい!
『デメリット』
・言い換えれば、ティーの高さを変えること、微調整が難しい。
・比較的値段が高いモノが多い。
いかがでしたか?
今回は、私達に馴染みのある備品、大活躍の「ティー」についてご紹介させていただきました!
たかだか「ティー」だと思われがちですが、「自分に合うティーを選ぶ」だけでも、
以前よりも「ドライバーの飛距離が5ヤード〜10ヤード以上も伸びた」というケースもありますので、
余裕のある方は色々なティーを試してみるのもオススメですね!
簡単ではございましたが、今回の記事が皆さんの今後のゴルフ人生の参考になればとっても嬉しいです!!
今回も最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました!