松原裕人(まつばら・ゆうと)選手は、鹿児島県・奄美大島にルーツを持ち、広島県の呉カントリークラブに所属する男子プロゴルファーです。2016年にPGA資格認定プロテストへ合格し、その後はACNツアーのほか、地域オープンやジャパンゴルフツアーの出場権を争うQTなどに出場してきました。(ゴルフツアー機構)
全国ツアーで多数の優勝歴を持つタイプではありませんが、8度目の挑戦でプロテストを突破した経歴、2018年のレギュラーツアーデビュー、2024年の中四国オープン4位タイ、2025年の広島県オープン2位といった実績を残しています。ここでは、松原裕人選手のプロフィール、経歴、成績、プレースタイル、評価、今後の注目点を、2026年8月時点で確認できる公開情報に基づいて解説します。(奄美新聞)
松原裕人のプロフィール【基本情報まとめ】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 松原 裕人(まつばら ゆうと) |
| 英字表記 | Yuto MATSUBARA |
| 生年月日 | 1988年3月17日 |
| 年齢 | 38歳(2026年8月時点) |
| 出身 | 鹿児島県・奄美大島 |
| 身長・体重 | 175cm・72kg |
| 血液型 | A型 |
| 出身校 | 九州ゴルフ専門学校 |
| 所属 | 呉カントリークラブ |
| 国籍 | 日本 |
| ゴルフ歴 | JGTO登録上は18歳から |
| プロ転向 | 2016年12月16日 |
| ツアーデビュー戦 | 2018年 セガサミーカップ |
| 得意クラブ | パター |
| 利き手・代表歴 | 信頼できる公開資料では確認できず |
生年月日や体格、所属、プロ転向日などはJGTOの公式プロフィールに掲載されています。また、松原裕人プロ後援会のプロフィールでは、奄美大島出身で、得意クラブはパターと紹介されています。(ゴルフツアー機構)
JGTOの登録プロフィールでは、ゴルフ歴は「18歳~」とされています。一方、地元紙の取材では、中学生の頃に父親の影響で初めてゴルフを体験したと紹介されています。そのため、中学時代にゴルフへ触れ、18歳前後から本格的な競技活動に入ったと整理するのが適切です。(ゴルフツアー機構)
松原裕人の経歴|学生時代からプロまで
松原裕人選手は、父親の仕事の関係で奄美各地で育ち、沖永良部島で暮らしていた中学時代に、父親とショートコースを回ったことからゴルフに親しみました。沖永良部高校3年の終わり頃にプロゴルファーを目指すことを決め、卒業後は福岡県の九州ゴルフ専門学校へ進学しています。(奄美新聞)
専門学校卒業後は、広島県の呉カントリークラブに勤務しました。キャディー業務などをこなしながら、仕事後の午後4時頃から夜9時頃まで、ほぼ毎日練習したと報じられています。すぐに結果が出たわけではなく、PGA資格認定プロテストへの挑戦は8年に及びました。(奄美新聞)
転機となったのは2016年です。最終プロテストを4日間通算280ストローク、4アンダーの11位タイで終え、合格圏に入りました。長期間の挑戦を続けた末にプロ資格を得た点は、松原裕人選手の経歴を語るうえで最も重要な出来事です。(公益社団法人 日本プロゴルフ協会)
2018年には「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」のマンデートーナメントを4アンダーの3位タイで通過しました。98人中16人という予選を突破し、JGTOプロフィール上のツアーデビュー戦となる本戦出場を果たしています。(ゴルフツアー機構)
松原裕人の主な成績・実績一覧
松原裕人選手の主な成績は、次の通りです。
| 年 | 大会・競技 | 主な結果 |
|---|---|---|
| 2016年 | PGA資格認定 最終プロテスト | 11位タイ、通算4アンダーで合格 (公益社団法人 日本プロゴルフ協会) |
| 2018年 | セガサミーカップ マンデートーナメント | 4アンダーで3位タイ、本戦進出 (ゴルフツアー機構) |
| 2022年 | 大山どりカップ | 38位タイ、通算イーブンパー (ALBA Net) |
| 2023年 | 太平洋クラブチャレンジトーナメント | 30位タイ、通算1アンダー (ゴルフツアー機構) |
| 2024年 | 第54回中四国オープン | 4位タイ、通算5アンダー (CGU) |
| 2025年 | 第23回広島県オープン | 通算3アンダー、プレーオフの末2位 |
| 2025年 | ジャパンゴルフツアーQT | 1st 7位タイ、2nd 37位タイ、3rd 73位 (ゴルフツアー機構) |
| 2026年 | 第56回中四国オープン | 29位タイ、通算2アンダー (CGU) |
近年で特に目立つのは、2024年中四国オープンの4位タイと、2025年広島県オープンの2位です。広島県オープンでは重永将慶選手と141ストロークで並び、プレーオフまで優勝争いを続けました。(CGU)
一方、JGTOの公式通算データにおけるレギュラーツアー勝利数は、2026年8月時点で0勝です。地域大会で示している競争力を、全国規模のツアーでどこまで結果へ結びつけられるかが次の焦点になります。(ゴルフツアー機構)
松原裕人のプレースタイル・強みを解説
パターを軸にスコアをまとめる力
松原裕人選手の後援会プロフィールでは、得意クラブとして「パター」が挙げられています。実際、2023年のLANDIC CHALLENGE 10初日は、パーオン率38.9%に対して22パット、パーキープ率94.4%を記録し、3アンダーの69で回りました。(シャユカイHP)
これは一大会の一ラウンドに限ったデータであり、常に同じ傾向が出ると断定はできません。ただし、グリーンを外す場面がありながらも、ショートゲームとパッティングでスコアを守った具体例として注目できます。
最終ラウンドでスコアを伸ばした実績
2023年の太平洋クラブチャレンジでは最終日に68、2025年のファーストQTでは最終日に66、2026年の中四国オープンでは最終日に69を記録しています。大会終盤にスコアを伸ばした事例が複数あることから、流れを立て直して順位を上げる競技力は、松原裕人選手の特徴の一つと考えられます。(ゴルフツアー機構)
ただし、ドライビングディスタンス、ヘッドスピード、詳細なフィジカル測定値は十分に公開されていません。身長や体重だけから「飛ばし屋」「パワー型」と評価するのは適切ではなく、現時点ではパターを中心としたスコアメイクと、試合終盤の粘りに注目する方が事実に沿っています。
松原裕人の評価・専門家やファンの声
松原裕人選手について、著名コーチや解説者が技術を詳細に論評した公開コメントは、確認できる範囲では多くありません。そのため、根拠のない「専門家評価」を作ることはできません。
客観的に評価できる第一の点は、継続力です。8度目のプロテスト挑戦で合格し、その後もツアー出場権を争うQTへ継続して挑戦しています。第二の点は、広島・中四国の大会で上位争いに加わっていることです。2024年の中四国オープン4位タイ、2025年の広島県オープン2位は、地域競技における実力を示す結果といえます。(奄美新聞)
また、松原裕人プロ後援会は2024年12月に設立され、懇親コンペや定期総会も開催されています。呉商工会議所の創立100周年記念ゴルフ大会では、平本穏選手とともに参加者とのニアピン対決を担当しました。こうした活動から、所属先のある広島・呉地域で支援を受ける選手であることがうかがえます。(シャユカイヒロ)
課題は、地域大会での好成績を全国ツアーの安定した出場権と上位成績へつなげることです。2025年QTではファーストを7位タイ、セカンドを37位タイで通過した一方、サードは73位でした。4日間を通じて好スコアを並べる再現性が、今後の競技成績を左右すると考えられます。(ゴルフツアー機構)
松原裕人の怪我・不調・スランプと復帰
2026年8月までに確認できた公式プロフィール、大会記録、主要な公開記事の範囲では、重大な怪我による長期離脱や、具体的な復帰過程を示す確かな情報は確認できません。
プロテストやQTでの苦戦を、医学的な不調や怪我と結び付ける根拠もありません。未確認の情報をもとに「怪我から復帰した」「スランプを克服した」などと記載するのは避ける必要があります。
松原裕人の今後の展望・注目ポイント
松原裕人選手は38歳で、若手育成段階というより、これまでの経験を生かして結果を積み上げるキャリア期にあります。今後の注目点は、地域オープンで優勝争いを継続すること、QTでより上位へ進み全国ツアーの出場機会を増やすこと、そして得意とするパッティングを4日間の安定したスコアへ結びつけることです。(ゴルフツアー機構)
2025年ファーストQT最終日の66や、広島県オープンでのプレーオフ進出は、上位に届くラウンドを作れることを示しています。一方で、セカンドQTからサードQTにかけて順位を落とした事実もあります。今後は一日の好スコアだけでなく、長い競技日程でスコアの振れ幅を抑えられるかが重要になります。(ゴルフツアー機構)
まとめ|松原裕人はどんなスポーツ選手なのか
松原裕人選手は、奄美大島出身で呉カントリークラブに所属する男子プロゴルファーです。中学時代にゴルフと出会い、九州ゴルフ専門学校を経て、呉カントリークラブで働きながら練習を続け、8度目の挑戦で2016年のプロテストに合格しました。(奄美新聞)
競技面では、2018年にレギュラーツアーへデビューし、2024年中四国オープン4位タイ、2025年広島県オープン2位などの成績を残しています。得意クラブはパターで、限られた公開スタッツからは、ショートゲームでスコアをまとめたラウンドや、最終日に伸ばした実績が確認できます。(ゴルフツアー機構)
現時点でJGTOレギュラーツアーの優勝はありませんが、長期間挑戦を続ける継続力、広島・中四国での上位実績、地域からの支援が松原裕人選手の注目点です。今後はQTでの上位進出と、全国規模の大会での安定した成績が期待されます。

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