村山 駿とは?ゴルフで活躍する注目選手を徹底解説

村山駿(むらやま・しゅん)は、2013年の日本学生ゴルフ選手権を制した実績を持ち、国内男子ツアーとACNツアーを主戦場としてきたプロゴルファーです。ACNツアーとは、レギュラーツアー出場を目指す選手が競う下部ツアーに当たります。

学生日本一になった一方、プロ転向後はレギュラーツアー未勝利で、出場権を争いながらキャリアを積んできました。村山駿を理解するポイントは、「華やかなアマチュア実績」と「プロで粘り強く挑戦を続ける現在」の両方にあります。(ゴルフツアー機構)

本記事では、村山駿のプロフィール、経歴、成績、プレースタイル、評価、今後の注目ポイントを、公式記録をもとに整理します。

情報は2026年7月11日時点。シーズン比較には、直近の完了年度である2025年の公式集計を使用しています。

村山 駿のプロフィール【基本情報まとめ】

項目内容
生年月日1993年5月5日
年齢33歳(2026年7月時点)
出身地広島県呉市
身長・体重166cm・78kg
血液型O型
出身校広島国際学院高校、東北福祉大学
所属六甲国際ゴルフ倶楽部
ゴルフ開始6歳、小学校1年生のころ
プロ転向2016年7月1日
得意クラブパター
利き手公式プロフィールに明記なし
代表歴2014年前期JGAナショナルチーム候補選手

基本情報はJGTOとJGAの公式プロフィールに基づいています。代表歴については、正式な日本代表入りではなく、2014年前期のナショナルチーム候補選手として掲載されています。(ゴルフツアー機構)

現在の所属は、ジュニア時代から指導を受けてきた六甲国際ゴルフ倶楽部です。JGAプロフィールにはドライバー平均飛距離270ヤード、ベストスコア62とありますが、数値の更新時点が明確でないため、現在の飛距離を示すデータとしては扱えません。(ゴルフツアー機構)

村山 駿の経歴|学生時代からプロまで

村山駿がゴルフを始めたきっかけは、近所の練習場でジュニアスクールに入ったことでした。小学校6年生ごろからは、広島から兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部へ毎月通って指導を受けます。

中学3年で中国ジュニアを制し、広島国際学院高校2年だった2010年にも同大会で優勝。早い段階から中国地区を代表するジュニア選手として結果を残しました。(ゴルフツアー機構)

高校3年だった2011年には、コカ・コーラ東海クラシックで出場アマチュア9人のうち唯一予選を通過し、ローアマチュア、つまり出場アマチュア最上位となりました。

この経験を通じ、プロとの差は単純な飛距離だけではなく、ラフからの対応、アプローチ、勝負どころのパットにあると自己分析しています。(ゴルフツアー機構)

2012年に東北福祉大学へ進学しました。理由の一つは、当時同大学に在籍していた松山英樹の練習方法や考え方を学ぶことでした。

最大の転機は大学2年の2013年です。日本学生ゴルフ選手権の最終日を首位と5打差で迎えると、前半4バーディを含む「65」で回り、通算10アンダーで逆転優勝。自身初の日本タイトルを獲得し、同年のパナソニックオープンと日本オープンへの出場権も得ました。(ゴルフツアー機構)

2016年7月にツアープレーヤーへ転向。プロ入り後の主な節目は、2018年日本オープン27位タイ、2023年ジャパンプレーヤーズ選手権チャレンジ7位、2024年QT21位です。

QTとは翌シーズンの出場優先順位を決める予選会で、2024年の21位は村山駿にとって自己最高順位でした。(ゴルフツアー機構)

村山 駿の主な成績・実績一覧

村山駿の代表的な成績は、次の通りです。

年度大会・記録成績
2010年中国ジュニアゴルフ選手権優勝
2011年コカ・コーラ東海クラシック66位タイ、ローアマ
2012年日本学生ゴルフ選手権5位タイ
2013年日本学生ゴルフ選手権優勝
2015年日本アマチュアゴルフ選手権メダリスト、ベスト32
2018年日本オープンゴルフ選手権27位タイ
2019年太平洋クラブチャレンジ初日65で単独首位
2021年バンテリン東海クラシック本戦予選会64でトップ通過
2022年レギュラーツアー18ホール最少スコア64
2023年ジャパンプレーヤーズ選手権チャレンジ7位
2024年QT21位
2025年エリートグリップチャレンジ29位タイ

2015年の「メダリスト」とは、日本アマのストロークプレー予選を1位で通過したことを意味します。(JGA 日本ゴルフ協会)

JGTOの通算記録では、レギュラーツアー勝利数は0、生涯獲得賞金は205万1500円、18ホール最少スコアは64です。

2025年のレギュラーツアー最高順位はミズノオープンの68位タイ、ACNツアーではエリートグリップチャレンジの29位タイでした。実績を評価する際は、日本学生優勝という大きなアマチュアタイトルと、プロではまだ年間を通じた安定出場権や優勝に届いていない現状を分けて見る必要があります。(ゴルフツアー機構)

村山 駿のプレースタイル・強みを解説

村山駿のプレースタイルを示す明確な材料は、パッティングとスコアを一気に伸ばす力です。JGAプロフィールでは、得意クラブとしてパターを挙げています。

2021年の本戦予選会では、全18ホールでパーオンしました。パーオンとは、パー4なら2打目までというように、規定打数より2打少ない段階でグリーンに乗せることです。村山駿は2~3メートルのバーディーチャンスを次々と決め、ボギーなしの64を記録しました。

2013年の日本学生最終日や2019年のチャレンジ初日でも65を出しており、ショットとパットがかみ合った日の爆発力は実績から確認できます。(JGA 日本ゴルフ協会)

短い距離からの立て直しも強みの候補です。2025年ACNツアーのリカバリー率は67.582%で21位でした。

リカバリー率とは、パーオンを逃したホールをパー以上で終えた割合です。グリーンを外した後にスコアを守る能力を示す数値で、村山駿の粘りを説明するデータといえます。(ゴルフツアー機構)

一方、166cmという体格や旧掲載値の平均飛距離270ヤードだけを根拠に、飛距離型の選手と評価するのは適切ではありません。現在のドライビングデータが十分に公表されていないためです。

2019年には、練習ラウンド後に球筋を修正し、風向きとハザードの位置を踏まえて攻め方を組み立てていました。公開情報からは、単純なパワーだけに頼るのではなく、その日の状態を調整し、コース条件に合わせるタイプと捉えるのが妥当です。(ゴルフツアー機構)

村山 駿の評価・専門家やファンの声

今回確認した公式資料では、監督や解説者による継続的な評価コメントは多くありません。そのため、「専門家から一貫して高く評価されている」と断定することはできません。

ただし、日本学生優勝、プロ大会でのローアマ、強豪・東北福祉大学での競争経験は、若い時期から全国レベルの競技力を持っていた客観的な証拠です。(ゴルフツアー機構)

ファンの評価を示す公式調査も確認できませんでした。したがって、支持の大きさを数値で示すことはできません。

観戦上の魅力として挙げられるのは、QTや下部ツアーを経ながら挑戦を続け、好調時には64や65を出す点です。完成されたスター選手というより、限られた出場機会をつかもうとする過程を追える選手といえます。(ゴルフツアー機構)

課題は、低いスコアを単発で終わらせず、複数ラウンドで安定させることです。2025年ACNツアーは11試合に出場して予選通過4回、トップ10は0回でした。

リカバリー率は上位だった一方、パーオンしたホールのバーディー率は20.5%で140位です。守る力を、さらにスコアを伸ばす力へ結び付ける余地があることを示しています。(ゴルフツアー機構)

怪我・不調・スランプとその克服

今回確認した公式資料では、長期離脱につながる重大な怪我や、故障からの復帰過程は公表されていません。一方、競技上の不調については記録が残っています。

2013年の日本学生優勝後は、タイトルの重圧もあり、優勝争いに加われない試合が増え、ショットの調子も低下しました。2014年は日本アマでマッチプレー進出を逃し、日本学生も28位タイに終わっています。(JGA 日本ゴルフ協会)

村山駿は練習を重ね、クラブフェースで球を運ぶ感覚を身につけてアイアンショットを改善しました。さらに、トレーナーの助言を受けてプレーのルーティンを定め、落ち着いて自分のゴルフをする意識を強化します。

その結果、2015年の日本アマではストロークプレーを首位で通過するメダリストとなり、復調を示しました。確認できる克服過程は、怪我の治療ではなく、技術修正とメンタル面の整理です。(JGA 日本ゴルフ協会)

村山 駿の今後の展望・注目ポイント

2026年7月時点で33歳、プロ転向から10年を迎えた村山駿は、若手育成段階というより、蓄積した経験を結果に変えることが求められるキャリア中盤の選手です。

今後の現実的な目標は、ACNツアーやQTで順位を上げ、レギュラーツアーへの出場機会を安定して確保することだと考えられます。(ゴルフツアー機構)

注目点は、得意とするパットを複数ラウンドで維持できるか、リカバリー力を保ちながらパーオン時のバーディー率を上げられるか、予選会で見せてきた64や65のゴルフを本戦の上位争いで再現できるかです。

これらは将来の成功を保証する予測ではなく、過去の成績と直近のスタッツから整理できる具体的な成長ポイントです。(ゴルフツアー機構)

まとめ|村山 駿はどんなスポーツ選手なのか

村山駿は、6歳からゴルフを始め、2013年に日本学生ゴルフ選手権を逆転で制したプロゴルファーです。166cmの体格で全国レベルの競争を勝ち抜き、パッティング、リカバリー、好調時の爆発的なスコアを持ち味としてきました。(ゴルフツアー機構)

一方で、プロのレギュラーツアーでは未勝利であり、現在も出場権と安定した成績を追う立場です。

村山駿が注目される理由は、すでに完成されたスターだからではありません。学生日本一の実績を持つ選手が、QTとACNツアーを通じてどこまでキャリアを押し上げられるか。その現実的な挑戦過程に、今後も見るべきポイントがあります。(ゴルフツアー機構)

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