直す順番を間違えてない?|伸びない原因を分解して“遠回りを減らす”ルートを提案
「練習しているのにスコアが変わらない」
「動画も見て、意識もしているのにミスが減らない」
そんな感覚、レッスン現場でもとてもよく耳にします。
結論から言うと、上達が止まって見えるときは努力が足りないというより、直す順番や、原因の見立てがズレていることが多いです。
もちろんゴルフは個人差が大きく、同じ悩みでも背景は人によって違います。だからこそ、この記事では「よくある傾向」と「考え方」を中心に、整理しやすい形でまとめます。
ゴルフが上達しにくいときに起きやすいこと
上達が伸び悩むとき、多くの方に共通して見られるのが次の3つです。
- 原因が1つだと思い込んでいる(実際は複数が重なっていることが多い)
- “直すべき場所”より先に“動き”を大きく変えてしまう
- 練習の目的が毎回変わる/曖昧なまま球数が増える
どれも悪いことではありません。頑張っている人ほど陥りやすい、自然な流れです。
ただ、ここを整理できると「何から手を付けると遠回りが減りやすいか」が見えやすくなります。
原因を1枚で整理:上達が止まる“6つの箱”チェック
まずは、原因を「箱」に分けてみてください。
ひとつの箱だけを疑うと、直す順番がズレやすいのがポイントです。
✅ 印刷やスクショで“1枚”として見返せるように、あえて一覧にしています。
| 箱(カテゴリ) | よくあるサイン(例) | 見直しの方向性(考え方の一例) |
|---|---|---|
| ① 目標・課題設定 | 何を良くしたいかが毎回変わる | 「今日の練習で“1個だけ”確認する」を決める |
| ② 観察(球筋・ミスの記録) | なんとなく当たらない/理由が言語化できない | 弾道・打点・ミスの出方を“言葉”にする |
| ③ 土台(構え・クラブの当て方) | 日によって当たり方が激しく違う | 大改造より“再現性の土台”を整える |
| ④ 動き(スイングの組み立て) | 動画だと形は良いのに結果が不安定 | 形より「再現できる動き方」を探す |
| ⑤ 練習設計 | 球数は多いがコースで再現できない | 同じ打ち方だけでなく“状況を変える練習”も入れる |
| ⑥ 道具・体調・環境 | 急に当たらなくなった/痛み・疲労がある | 無理をしない。道具や体調要因も疑う |
この表の使い方はシンプルで、
**「いま自分はどの箱が一番詰まっていそうか」**を仮でいいので選びます。
上達が止まるときは、③や⑤に原因が隠れているケースが多い印象ですが、これは人によって変わります。
よくある原因①:頑張っているのに「観察」が少ない
練習量が多い方ほど、意外と抜けやすいのがここです。
- 右に曲がる(スライス系)が多い
- トップが多い/ダフリが多い
- 当たりは良いのに飛ばない気がする
- コースだと同じミスが出る
この“結果”を、感覚だけで終わらせずに
**「どんな場面で」「どんなミスが」「どれくらいの頻度で」**出たかを残すと、原因の見立てがブレにくくなります。
メモは短くてOKです。上手くいかなかった日のほうが、材料になります。
よくある原因②:「情報」を増やすほど、直す順番が崩れる
今は情報が豊富なので、学べる反面、こうなりやすいです。
- 練習のたびに意識が変わる
- 動画で見たポイントを全部やりたくなる
- “その日だけ”良くなって、次に崩れる
レッスン現場でもよくあるのは、一度に直そうとする項目が多すぎる状態です。
スイングは複数の要素がつながっているので、意識を増やすほど再現性が下がることがあります(もちろん、全員がそうなるわけではありません)。
考え方の一例
- まずは「一番困っているミス」を1つに絞る
- そのミスに対して“試すのは1テーマ”まで
- 数回打って、良し悪しを判断する(すぐ結論を出しすぎない)
よくある原因③:「動き」の前に“土台”が整っていない
上達が止まったとき、フォーム(形)を大きく変えたくなる気持ちは自然です。
ただ、現場では土台が不安定なまま動きを変えて迷子になるケースもよく見ます。
土台の例(断定的に形を指定するのではなく、確認の観点として)
- 構えが毎回同じになっているか
- フェース(クラブの面)の向きのイメージが持てているか
- “当たり所(打点)”が大きくバラけていないか
ここは数字や角度で決め打ちするより、
**「同じ準備→同じ当たり方が出やすいか」**で判断するのが安全です。
よくある原因④:練習が「打ちっぱなし専用」になっている
打ちっぱなしで良くても、コースで変わらない…という悩みは多いです。
これは才能の問題というより、練習の性質が影響していることがあります。
- いつも同じマット、同じライ(傾き)
- いつも同じテンポで打てる
- 失敗してもすぐ打ち直せる
コースは、毎回状況が変わります。
なので、練習も少しだけ“変化”を入れていくと、つながりやすいです。
練習の方向性の一例(無理のない範囲で)
- 1球ごとに番手や狙いを変える日を作る
- いつもより短い番手で「当たり方の再現」を見る
- 目標(的)を決めて、打つ前の準備を丁寧にする
⚠️注意:痛みがある状態で無理に打ち続けたり、急に大きく動きを変える練習は、負担につながる可能性があります。違和感が続く場合は、練習量を落とす・専門家(コーチや医療機関)へ相談する選択も大切です。
よくある原因⑤:クラブや環境が“今の状態”とズレている
「急に当たらなくなった」「頑張っても球が散る」というとき、
スイングだけでなく、道具・体調・練習環境が影響している場合もあります。
例としては、
- 疲労が強い日が続いている
- グリップが滑りやすい・握りづらい
- いつもと違う球・マット・シューズで違和感が出る
など。
道具の話は極端に言い切れませんが、
「スイングを直す」の前に**“ズレ要因を減らす”**という考え方は、上達を安定させやすいです。
直す順番の考え方:「原因→優先順位→検証」を回す
最短ルートという言葉は強く聞こえるかもしれませんが、ここで言いたいのは
遠回りを減らしやすい順番のことです。
ステップ1:いま困っている“結果”を1つ決める
- 右に曲がる
- ダフリが多い
- コースでトップが出る
など、まずは1つに絞ります。
ステップ2:「箱」を1つ選んで仮説を立てる
先ほどの6つの箱から、
「原因がありそうな箱」を1つ選びます(仮でOK)。
ステップ3:試すのは1テーマだけ
一度に複数を変えると、何が効いたのか分からなくなります。
“テーマは1つ”にして、数回の練習で様子を見ます。
ステップ4:合っていれば継続、違えば箱を変える
上達のプロセスは一直線ではありません。
「合わない=ダメ」ではなく、検証が進んだと捉えるのが現実的です。
自己流で頑張るほどハマりやすい注意点
ここは誤解やケガにつながりやすいので、先に注意書きを入れます。
- 動画の一部分だけを切り取って真似する
- 痛みを我慢してフォームを作ろうとする
- “当たった一球”を正解だと思い込み、再現性を確認しない
⚠️注意:体の使い方(ひねり・踏み込み・力の入れ方など)を自己判断で大きく変えると、負担が増えることがあります。違和感がある場合は中断し、必要に応じて専門家に相談してください。
体験レッスンで「答え合わせ」すると何が早い?
自己流が悪いわけではありません。
ただ、伸び悩むときほど、第三者の視点が役に立つことがあります。
体験レッスンで確認しやすいのは、次のような点です(例)
- ミスの原因が「土台」なのか「動き」なのか「練習設計」なのか
- 自分が思っている課題と、実際の優先順位が一致しているか
- 直すべきことが“多すぎないか”整理できているか
特に多いのは、
本人が気にしている部分と、本当のボトルネックが違うケースです。
ここが揃うだけで、練習の迷いが減りやすくなります(効果の出方には個人差があります)。
まとめ:上達しないときは「努力」より「整理」と「順番」
最後に、今日のポイントを短くまとめます。
- 上達が止まるときは、努力不足より直す順番のズレが原因になりやすい
- 原因は1つではなく、複数の箱が重なっていることが多い
- 「原因→優先順位→検証」を回すと、遠回りを減らしやすい
- 自己流で大きく変えすぎるのは誤解や負担につながることもあるため、無理はしない
- 体験レッスンは“答え合わせ”として、今の課題整理に向いている
ゴルフレッスンスタジオでできること
もし今、
「何を直すべきか分からなくなってきた」
「頑張っているのに同じところで止まる」
そんな状態なら、一度だけでも現状の棚卸しをしてみる価値はあります。
体験レッスンでは、いきなり大改造を前提にせず、
- いまの球筋とミス傾向
- 直す優先順位
- 自主練でやること/やらないこと
を落ち着いて整理していきます。
「通うかどうかはその後に考える」でも問題ありません。
まずは“原因を1枚に整理する”ところから、一緒に答え合わせしてみてください。
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