「練習しているのに、スコアも当たりも変わらない…」
「動画を見て直してるつもりなのに、むしろ迷子になってきた…」
レッスン現場でも、こうした悩みはとてもよく聞きます。
ここで大切なのは、あなたの努力が足りないという話ではありません。
上手くならないときは、“練習量”より先に見直したいポイントが隠れていることが多いです。
この記事では、初心者〜中級者の方がつまずきやすい「よくある傾向」を整理しつつ、原因の分解→直す順番→スイング分析の考え方まで、落ち着いて解説します。
※注意:本文は一般的な傾向と考え方をまとめたものです。体格・柔軟性・既往歴・痛みの有無などで最適解は変わります。痛みがある場合は無理な練習を避け、必要に応じて医療専門職にも相談してください。
まずチェック|「練習量」の前に見直したい7項目
練習を増やす前に、次の項目を確認してみてください。
当てはまるものが多いほど、伸び悩みの原因が「量以外」にある可能性が上がります。
- 練習で「今日は何を良くする日か」が曖昧なまま球を打ち始めている
- うまくいかないと、同じ練習の“回数”だけ増えていく
- 1回の練習で、動画やSNSで見た修正ポイントを複数試している
- 右へ曲がる(スライス等)日と左へ曲がる(フック等)日がバラバラ
- ミスの種類が「ダフリ・トップ・当たり負け」などコンタクト自体に偏っている
- コースでは当たらないのに、練習場だと当たった気がする
- ラウンド後の振り返りが「気合い不足」「練習不足」で終わりがち
もし2〜3個以上当てはまるなら、次の章の「勘違い」を外すだけで、遠回りが減るケースがあります。
ゴルフが上手くならない人がハマりやすい勘違い3つ
ここからは“断定”ではなく、現場でよく見かける傾向として紹介します。
当てはまるものがあれば、そこが改善の入口になるかもしれません。
勘違い①「練習量を増やせば、そのうち安定するはず」
練習量が意味ないわけではありません。
ただ、伸び悩む人ほど **「同じミスを再現する練習」**になっていることがあります。
たとえば、
- 当たりが薄い → もっと打つ → たまに当たる → でも再現しない
- 右へ曲がる → 何となく左を向いて打つ → その場は当たる → コースで崩れる
こうなると、量を増やしても“学習”が進みにくいです。
必要なのは、回数よりも **「狙い(何を良くしたいか)」と「確認(良くなったかの判断基準)」**です。
勘違い②「YouTubeのワンポイントを順番に試せば、どれか当たる」
情報収集は悪いことではありません。
ただ、スイングは要素が絡み合うため、相性の違うアドバイスを同時に入れると混乱しやすいです。
よくある例:
- 「手首を使うな」→「リリースしろ」→「体を回せ」→「ヘッドを走らせろ」
それぞれ文脈が違うのに、同じ練習で全部やろうとしてしまう。
結果として、
“どれが原因で良くなった(悪くなった)のか”が分からなくなるのが最大の損失です。
勘違い③「スイングは“形”を整えれば良くなる」
フォームはもちろん大事です。
ただ、上達に直結しやすいのは、見た目の形よりも **インパクト周辺の再現性(当たり・方向・曲がりの管理)**です。
形から入ると、
- 一瞬だけそれっぽくなる
- でも球がバラつく
- さらに形をいじる
というループに入りやすい傾向があります。
スイングは「見た目」より、球の結果とセットで観察するほうが誤解が減ります。
伸びない原因を「分解」すると見えてくる3つの層
上達が止まっているときは、原因を大きく3層に分けて考えると整理しやすいです。
層① 球筋(スタート方向・曲がり・高さ)
まずは結果の整理です。
ここが曖昧だと、修正の方向が毎回ブレます。
- 右に出て右へ曲がることが多い
- 左に出て左へ曲がることが多い
- 出球はまっすぐに見えるが、途中から曲がる
- 高さが足りない/上がりすぎる
など、**「よく出るパターン」**を言語化します。
※その日のコンディションや疲労でも変わるので、1日だけで断定せず「数回の練習・数ホールの傾向」で見ます。
層② コンタクト(芯・打点・ダフリ/トップ)
初心者〜中級者の伸び悩みで多いのがここです。
球筋以前に、打点や当たりの質が揺れると、方向性の議論が成立しにくいことがあります。
- ダフリが多い
- トップが多い
- フェースのどこに当たっているか分からない
- “当たったときだけ”飛ぶ
この場合、いきなり大きなスイング改造より、小さな振り幅で当たりを揃える練習が合うことがあります(後述します)。
層③ 練習設計(目的・反復・フィードバック)
意外と見落とされがちなのがここです。
練習が「打つこと」自体になっていると、改善が積み上がりにくい傾向があります。
- 何を改善する日か決めない
- 1球ごとの狙いが曖昧
- “できた/できてない”の判断が感覚だけ
- できないときに、別の修正を足してしまう
伸びる人は、派手なことより **「同じテーマを、少しずつ精度上げる」**をやっていることが多いです。
直す順番を間違えてない?|遠回りを減らしやすい優先順位の考え方
ここも「一例」です。全員に当てはまる順番ではありませんが、現場で扱いやすい整理として紹介します。
優先① 体に負担が出にくい前提(痛み・違和感の回避)
痛みがある状態でフォームをいじると、かばって別のクセが出ることがあります。
違和感が続く場合は、まず負担の少ない動きや練習量に調整するほうが安全です。
優先② コンタクトの安定(ダフリ/トップ・打点)
ボールに当たる位置(最下点のズレなど)は、スコアに直結しやすい部分です。
方向性の修正より先に、**“当たりの再現”**を作ったほうが結果が安定しやすいケースがあります。
優先③ スタート方向(出球)→ 曲がり(左右の管理)
出球と曲がりを分けて観察すると、修正が整理できます。
「右に出るのか」「右へ曲がるのか」を混ぜてしまうと、対策がブレやすいです。
優先④ スイングの見た目(形)は“結果が整ってから微調整”
見た目の改善は、結果の安定を後押しすることがあります。
ただ、結果が不安定なうちに形だけ追うと、迷子になりやすいのも事実です。
**形は“目的”ではなく“手段”**として扱うと失敗が減ります。
スイング分析で原因特定|自分でやるなら「撮り方」と「見方」が9割
スイング分析は強力ですが、自己流でやると誤解も起きやすいです。
やるなら「最小限」で、目的を絞るのがおすすめです。
撮影はこの2方向(よくある基本)
- 正面(体の正面から)
- 後方(飛球線後方から、いわゆるダウン・ザ・ライン)
※細かい角度や距離の指定はここでは避けますが、同じ位置・同じ高さで毎回撮ると比較しやすくなります。
見るポイントは「1回の分析で1つ」に絞る
おすすめの見方はこの順番です。
- 球の結果(出球・曲がり・当たり)
- インパクト周辺の傾向(当たりが薄い/厚い、打点がブレる等)
- そこから逆算して、関係しそうな要素を1つ仮説にする
例(あくまで考え方):
- トップが多い → まずは“当たり”が揃う練習設計へ
- 右に出やすい → アドレスや狙いの置き方も含めて確認
- 左へ引っかけやすい → 目標に対する出球の傾向を先に整理
よくある落とし穴:1コマだけ見て判断する
動画は便利ですが、
一瞬の形だけで「これが原因」と決めるのは難しいことが多いです。
動きは連続なので、前後の流れ(切り返し〜インパクト)まで含めて見ないと誤解しやすいです。
※注意:痛みがある状態で、可動域を無理に広げる・急に動きを変える練習はケガにつながる可能性があります。違和感が出たら中止し、専門家へ。
練習量より大事なこと|「目的」と「確認」がある練習に変える
ここからは、レッスン現場で多くの方に共通して効きやすい「設計の考え方」です(個人差はあります)。
1回の練習を3パートに分ける(例)
① ウォームアップ(短時間)
- 体を慣らして、当たりの感覚を戻す
- いきなり全力で振らない(違和感予防にも)
② テーマ練習(メイン)
- 今日のテーマは1つ
- 振り幅も欲張らない
- “できた/できてない”を、球の結果で判断する
③ 確認(まとめ)
- テーマが崩れたときに戻れる「合図」を作る
- 例:狙いの取り方、素振りのリズム、短い振り幅での当たり確認など
「確認」の基準を作る(例)
数値を断定するのではなく、初心者でも扱いやすい基準にします。
- 10球打って、明らかなミス(大ダフリ/大トップ)が何回か
- 出球が“だいたい”同じ方向に揃うか
- 芯を外した感触が続いていないか
- 1球ごとに狙いが変わっていないか
こうした再現性の確認があるだけで、練習の質が上がりやすいです。
「自分で直そう」とするほど伸びないときに起きやすいこと
真面目な方ほど、自己分析を頑張りすぎてしまうことがあります。
その結果、
- 原因が複数あるのに、1つに決めつけてしまう
- 逆に、原因が1つなのに、修正を増やしすぎる
- 体の動きを無理に変えて、別のミスが増える
こうしたケースでは、第三者(コーチ)の目で“優先順位”を整理するだけでも、練習がスッキリすることがあります。
こんなときはスイング分析つきレッスンが役に立ちやすい
- ミスが日替わりで変わってしまう
- 動画を撮っても、何を見ればいいか分からない
- 当たり(コンタクト)が安定しない状態が続いている
- 修正すると別のミスが増え、解決の糸口が見えない
- 練習量はあるのに、ラウンドで再現できない
- 肘・腰・手首などに違和感が出やすい
レッスンでは、いきなり大改造を狙うよりも、
「原因の候補を絞る → 直す順番を決める → 自主練のやり方に落とす」
という流れを大切にすることが多いです。
まとめ|上手くならないときは「量」より先に、勘違いと順番を外していく
ゴルフが上手くならないと感じるとき、努力不足と決めつける必要はありません。
伸び悩みの正体は、次のような“ズレ”にあることが多いです。
- 練習量はあるのに、目的と確認がない
- 情報を入れすぎて、優先順位が崩れている
- 形から直して、結果の安定が置き去りになっている
まずはチェック項目で現状を整理し、
原因を分解して、直す順番を整えるところから始めてみてください。
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もし「自分だけだと原因の切り分けが難しい」「動画を撮っても判断がつかない」と感じたら、
スイング分析つきのレッスンを一度使ってみるのも選択肢のひとつです。
レッスンでは、あなたの球筋やミスの傾向をもとに、
- いま優先して整えたいポイント
- 自主練でやるべき“1つのテーマ”
- 迷ったときの戻り方(チェックの基準)
を一緒に整理できます。
「たくさん練習しているのに伸びない」状態ほど、順番を整えるだけで練習が前に進みやすいことがあります。
必要だと感じたタイミングで、気軽に相談してください。
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