① パター編

ゴルフ初心者でもパターでボールを転がすのは簡単なことです。しかし、ただ単にカップに目標を選び打っていても上達はありません。

そこで今回ご紹介する練習はロングパットです。ショットも大切ですがラウンドデビューしパターで45打パットしていてはスコアアップどころか100切りは難しいです。多くのゴルファーにありがちなミスは、パットの打ち方に集中しすぎた場合、距離感を忘れがちです。

遠くのカップに目標を選びそこへパットし距離感を合わせることが大切です。毎回異なる目標を狙うことです。同じ場所に続けて打ちません。これはゴルフ場に行けば練習環境が充実しているため遠くのカップへ目標を選ぶことは出来ますが、自宅内の場合、距離が限られるためロングパットという長い距離は練習出来ませんが、一番広い部屋の隅にボールを置き、隅へ打っていくことは可能です。出来れば床が絨毯がよいでしょう。フローリングの床の場合ゴルフボールは打てませんので、テニスボール等で工夫しましょう。ボールの種類は異なりますがパターで打つという事には変わりません。それらの環境が整えば後は練習に努めるだけです。

パターの「振り幅」と「リズム」でボールの転がる初速スピード・距離感が変わるというのは間違いありません。ゴルフ初心者がやるべきことはカップの目標を決めた時に目から入ってきた情報(距離感)を掴むことです。決めた目標にどれだけボールを集めることが出来るのかが大切です。ボールが3球あれば3球!5球あれば5球全て目標に集めることです。もちろんゴルフ場のグリーン上で多くの場所から目標に向かってパットすれば長い距離のタッチと感覚が上達します。

② アプローチ編(クラブ選択)

アプローチショットのポイントの一つは、異なる4つの状況で適切なクラブ選択をするためシンプルな考え方を紹介します。

様々な状況によって多くの選択肢があります。芝が比較的短いのでパターを使える場合です。芝が長いところに比べ転がすのが簡単なのでパターも選択肢です。アプローチ練習する時間がなく、明日にでもコースデビューの方は正確性では劣りますが、パターのクラブ選択はミスを最小限に抑えることができます。他のクラブが苦手ならオススメです。

パターが最も正確で自信があるのなら問題はありません。但しパターを使うのはグリーンの直ぐ近くです。ボールは数十センチグリーンから外れた場所で、ボールの前に長い芝やスプリンクラー(水まき器)等がない場合です。

まず紹介する練習は「キャリー(ボールの落下点)」と「ラン(落下点から目標カップまでのボールの転がり」の比率がポイントでクラブ選択の重要なカギになります。「キャリー」と「ラン」の割合は打つ前に決める必要があります。ただ単に目標カップに打つのではありません。その際、まずボールの落下点を決めます。ボールの落下点は数十センチグリーンに入った所に決めます。エッジ(グリーンと芝との境目にある短い芝)に直接ボールが落ちるとボールが走ることがあるので避けます。

そして比較的平らな場所で練習することです。グリーンの傾斜がきつい場所に落とすとボールの転がりの計算が難しくなり初心者の方は避けたほうが良いでしょう。エッジから約1メートル入った比較的平らな所がベストです。ボールの落下点が分かったら次のポイントは「キャリー」と「ラン」の比率を決めることです。グリーンに近いケースでは8番アイアンもしくは9番アイアンを選びます。このクラブではボールの落下点が25%落下点から目標カップまでの転がりが75%です。「キャリー」と「ラン」が1:3の比率は比較的平らな面の場合です。下り傾斜ではもっとボールが転がります。8~9番アイアンは「キャリー」と「ラン」の比率が1:3です。次のケースはボールの落下点がボールと目標カップのほぼ中間として考えます。「キャリー」と「ラン」の距離が同じでPW(ピッチングウェッジ)もしくはAW(アプローチウェッジ)を使います。先程の8~9番アイアンとクラブは違いますが同じボールの落下点で「キャリー半分」、「ランも半分」です。

更にグリーンから離れるともっと「キャリー」が必要です。次は「キャリーが75%」「ランが25%」でSW(サンドウェッジ)を使います。SWのロフト角度が60度ぐらいになると、もう少しキャリーが出てランが減ると考えられます。クラブは違いますが、全てのショットのボールの落下点は同じです。

おさらいをしましょう。SWの場合「キャリー3」に対し「ラン1」です。PWは「キャリー半分」と「ラン半分」で同じです。8~9番アイアンでは「キャリー1に対し」「ラン3」です。他のクラブも使えますが出来るだけ簡単に考えましょう。各クラブのボールの落下点と落下点から目標カップまでが分かればグリーン周りのクラブ選択がスムーズにいき、自信がつくはずです。

③ 練習量編(時間)

ゴルフ初心者の練習時間の使い方です。

ゴルフ練習といえば簡単に分けると3つあり、①ショット、②アプローチ、③パットに分けられます。アマチュアゴルファーの練習では、これら3つの中で①ショットに時間を使いすぎている方が多く見られます。もちろんボールを遠くへ打てなければ始まりません。しかし、フルスイングばかりしていてもショットの上達するスピードは上がるどころかスコアが中々伸びずにそのまま、ゴルフを断念してしまう方が出てきます。

ボールの飛距離は個人差があり、飛距離を競うものではありません。確実にボールをヒットし目標カップへ少ない数でプレーするスポーツなのです。確実にボールをヒットする為にもショートスイングの練習量で決まります。100切りやスコアを縮めたいならアプローチとパットの練習量です。ショートゲームの攻め方を理解し練習量を増やせば、劇的にあなたのゴルフライフが変わります。