ゴルフ場では色々なルールがありますが、今回はグリー上でのマナーをご紹介します。

初心者の方は「グリーン」と聞いたら「緑色」を連想する方も多いと思います。ゴルフコースにおけるグリーンとは「ホールの最終地点」とも言える場所で、主に「カップ」と呼ばれるボールを入れる穴が設けられておりそこに「ピン」と呼ばれる旗が刺さっています。ゴルフでは基本的にプレイヤーがこの旗に目掛けてボールを打っていき、カップイン(ボールが穴に入る)までにかかった打数を競い合うスポーツです。

グリーン上では14本あるクラブの中で「パター」と呼ばれる「転がす事を主として造られた形状のクラブ」を使用します。このパターを使ってカップに向かってボールを転がして入れるのです。

グリーンではボールを転がす事が主ですからコースの他の場所とは違い一番芝がきめ細やかに短く刈られていて、一番コース整備が行き届いている場所と言えるでしょう。なので手入れに莫大な費用と時間がかかっているばかりか、とても繊細なので乱暴に扱ってしまうと非常に傷つきやすいです。

グリーンを傷つけてしまうと同伴競技者や後続の組がパッティングをする際、傷の影響などでボールが真っ直ぐ転がらず正しくカップイン出来なくなってしまうので、自分さえ良ければいいという独り善がりな行動ではなく自分と同じくらい他のプレーヤーも気持ち良くプレー出来る様に注意を払いましょう。

ではグリーン上でのルールやマナーについてご紹介していきます。

グリーン上でのルールとマナー

①グリーン上では「走らない」、「足を引きずらない」

きめ細かい芝を傷つけてしまわぬ様に、グリーン上では静かにしっかりと足を上げて歩きましょう。初心者の方はパットが決まると思わず興奮して、嬉しさのあまり飛び跳ねたりグリーン上を走ってしまいがちですがここでは喜びをそっと胸に秘めて大声で騒ぎすぎない様に注意しましょう。

②打順を守り、自分の番が来るまでキチンとボールをマークしよう

ゴルフはカップから一番遠い人から順に打っていくスポーツです。自分善がりなプレーで打順を無視する事も重大なルール、マナー違反です。常に周りを見渡して自分を含む誰が打つ番なのかをいつもチェックしましょう。

またグリーン上でのプレーでは打つ際に自分のボール以外にボールがあると視界に入り気が散るものです。打つ人以外の人はボールの後ろにコインや専用のマーカーなどで目印をつけ、ボールをピックアップ(ボールを拾い上げる行為)をしてキャディーさんにボールを拭いて貰ったり、同伴競技者のプレーをしっかりと見る様に心掛けましょう。

③打つ人のラインを跨がない、踏まない

グリーン上では自分だけではなく、同伴のプレーヤーが全員一つのカップに目掛けて打ってきます。その為グリーン上ではプレーヤー同士の距離が非常に近くなります。

他の人の「パッティングライン(ボールからカップまで実際に通るであろうと予想される軌道、ボールの通り道)」をしっかりとチェックして、「人のラインを踏まない様に」に気を付けましょう。時々他のプレイヤーのラインを気付かずに踏んだり、ヒョイと跨ぐ人がいますが、決してマナーが良いとは言えません。

ちょっと遠回りで、面倒でもラインを踏まない様に打つ人が構えに入っていない事を確認し、外側から周り込む様にして移動する習慣をつけましょう。

④自分が付けたであろう「ピッチマーク」を直そう

ボールがグリーンに着地するとその衝撃とスピン(回転)によってグリーンの芝生が抉れて窪みになる場合があります。これを「ピッチマーク」と言い、自分がつくってしまったピッチマークは自分で直すことがグリーン上でのマナーです。

「グリーンフォーク」と呼ばれる専用の道具を使えば芝を四方から寄せて少し盛り上げた後にパターの底で叩いて、なるべく平らになる様に直しましょう。グリーンフォークを使ってピッチマークの芝生を盛り上げる際の注意点は、グリーンの根までブチッと引き裂かない様に注意しましょう。

⑤旗はグリーン外へ置くか、キャディーさんに持って貰おう

パッティングをする際、旗を外したらできるだけグリーンの外に置く様に心掛けましょう。
グリーンがあまりにも大き過ぎたり、グリーン外の芝生の状態などが悪い場合はグリーン上へ置く場合もありますが、そうなった場合はグリーンを傷つける事の無い様に静かにそっと置くかキャディーさんがいる場合は積極的にキャディーさんに旗を預けて持ってもらいましょう。

自分がいち早くカップインしてホールアウトし、他の同伴競技者のプレーがまだ終了していない場合は、時折キャディーさんの事も気にかけてあげて「旗は僕が持つから良いですよ」と一声掛けてあげれる余裕があれば、あなたはかなりのジェントルマンです。

同伴競技者がホールアウトしたら、旗を差して後続の組が待っている場合は手を挙げて打てる合図をしてあげましょう。この際速やかに次のホールに移動しましょう。

⑥打つ人の近くに立たない

グリーンでは打つ人のラインに自分の影が落ちると打つ人の邪魔になりますので、自分の影がうっかりボールを打つ人の邪魔になっていないかチェックしましょう。ここでも打つ人から適度に距離を保って自分の打順を待つようにしましょう。

⑦カップ周り、カップの縁を踏まない

カップの回りは非常にデリケートです。カップインしたボールを拾い上げる際など、時々カップの縁ギリギリに足を置いてしゃがむ人がいますが縁を壊しかねない非常に危険な行為です。カップ周りは極力踏まない様に心掛けグリーン上でも細心の注意を払いましょう。

まとめ

ゴルフは多くの方たちがプレーをします。しっかりとグリーン上でのルールやマナーを理解し気持ちよくゴルフをしましょう。